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民放のネット配信サービスが好調 CM集めで前代未聞の「電通外し」画策  (選択出版)

2019/11/5(火) 7:06配信

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 民放やNHKのテレビ番組を一週間、ネット上で無料配信するTVerのダウンロード数が二千万を超えた。
 現状は年間五十億円ほどの広告収入だが、「将来は四百億~五百億円も夢ではない」(民放キー局幹部)と明るい展望を描いている。
 システムが整備されれば、地上波などより詳細な視聴データが集められ、スポンサーが望む層にきめ細かくCMを流せるため、付加価値が増すと考えられている。
 民放にとって目障りなのが電通だ。デジタル広告で出遅れた電通だが、TVerを運営するプレゼントキャスト社には、当初から筆頭株主として出資していた。「ようやく巡ってきたビジネスチャンス」(大手広告代理店幹部)として、放送局に「法外なマージンを要求している」(業界関係者)という。
 薄利のネットビジネスのため放送局側も今度ばかりは対決姿勢で、「電通を外し、スポンサーと直接取引する方が合理的だ」(民放キー局営業担当者)と前代未聞の動きに出ている。そうした動きを察知した電通も全力で潰しにかかるとみられているが、放送局側が「電通外し」で結束できるか注目されている。 (選択出版)

最終更新:2019/11/5(火) 7:06
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