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AEW初代女子王者・里歩「今は私みたいなフツーっぽいコもプロレスやってるんです! もっとたくさんの人にプロレスを伝えたい」

2019/11/5(火) 15:00配信

週プレNEWS

――チャンピオンになって状況は変わった?

里歩 すごく変わりました! 最初は控室でも「よそ者が来た」って感じがあったけど、チャンピオンになったら「RIHO~」って名前を呼んでもらえるようになって、認めてもらえたのかな。道やホテルでも気づかれるし、空港で手荷物に入れていたチャンピオンベルトを見た検査官の人が「Oh、RIHO! コングラッチュレーション(おめでとう)!」って。アメリカではプロレスってすごく人気があるんですね!

――手荷物からチャンピオンベルトが出てきたら驚くでしょうね(笑)。ちなみにAEWの待遇は?

里歩 空港に着いたら会場までちゃんと車が手配されていて、ホテルの部屋も豪華で「枕が6個もあって使い切れな~い」って(笑)。日本では深夜に車で出発してそのまま試合して、一泊もせずに帰るようなツアーをしていたのに、すごい差ですよね。

――まさにアメリカン・ドリーム! でも、1年半前のインタビューでは「今が楽しい」と特に目標を立てていませんでしたが、何がきっかけでフリーに?

里歩 首を痛めて1ヶ月休んだ時、初めて自分を客観的に見ることができたんです。プロレスを13年やってきたけど、この後さらに13年やるかというと、それはやらないかなと。だったら同じ場所で"楽しく"やるよりも、もうちょっと挑戦をしたいという気持ちになったんです。ちょうど他団体にも出始めていた時期で、初対戦の選手との試合に新しいファンの方が声援を送ってくれることに「新しい出会いってこんなにうれしいんだ!」って。



――その時期にイギリス、台湾など海外にも活躍の場を広げ、シンガポールではチャンピオンに。自信を深めた部分も?

里歩 自信というより、プロレスラーとしての土台を作り上げた感じがしました。それをいろんな場所で見せていきたいなって。それで、その思いを正直に師匠のさくらさん(「我闘雲舞」代表:さくらえみ選手)に伝えたら「ちゃんとタイミングが来たから、安心して送り出せる」って。

――師匠からの卒業証書ですね! さくら選手からは子供の頃から指導を受けていますが、そもそもなぜプロレスを始めた?

里歩 小学1、2年の頃、さくらさんが教える体操教室に行き始めたんです。習い事感覚だったけど、いつの間にかプロレスの受け身ができるようになっていて(笑)。

――知らないうちにレスラーとしての英才教育を(笑)。加えてキャリアが長いだけに試合経験は圧倒的で、2012年10月から2017年5月の間だけでも約300試合あり、2006年のデビューから数えるとすごい数になりますね。

里歩 確かに練習より試合の方が磨ける部分はあって、たとえば「今!」と思った瞬間に足を出さないと丸め込めないみたいなタイミングとか、お客さんの心に響くタイミングもあるし、感覚的なところは試合経験が大きいですね。あと私は小さいので、体をどう動かせば大きな相手でも転がせるかとか、体重のかけ方は研究してるつもりです。

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最終更新:2019/11/5(火) 15:08
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