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国産スポーツカーの価格高騰が止まらない! 日産GT-RやホンダNSXの中古車が新車よりも値上がりした理由

2019/11/6(水) 18:40配信

Auto Messe Web

純日本生まれな初代NSXの希少価値

 また、国産車初のスーパースポーツカーと言える初代ホンダNSXも、同様の傾向を示している。

 なかでも、公道での快適性を犠牲にしてまでオールアルミモノコックボディを採用、軽量なNSXをさらにウェイトダウンし、極めてハードなサスペンションを与えることで、サーキットでのハンドリング性能を大幅に向上させたホットバージョン「タイプR」はその程度が甚だしい。

 なぜなら「タイプR」は日本仕様しか存在せず、その生産台数も1992年に発売された3リッターモデル(NA1型)が500台弱、2002年に発売された3.2リッターモデル(NA2型)は140台程度とごくわずかだからだ。

 そのためNA1は修復歴なしのもので1800万円オーバー、NA2は市場に流通すること自体が珍しく、入手は極めて困難となっている。

90年代のハイパワーFRスポーツにも波及

 そして、トヨタ・スープラ(A80型)、マツダRX-7(FD3S型)といった、90年代当時に国産車最速の座を争っていたハイパワーFRスポーツの2台もプレミア価格となっているものも珍しくない。

 特に末期モデルの上級グレード・MT車、かつフルノーマルで修復歴なし、走行距離10万km以下となると、これまた絶対的な生産台数の少なさが手伝い、出会うことすら容易ではないのが現実だ。

 もしあなたが今、こうした国産スポーツカーを所有しているのならば、よほどお金に困っていない限り、これからも大切に乗り続けた方が良いだろう。手放したが最後、もう二度と買い戻すことはできず、将来的にも同様の感覚を味わえるスポーツカーに出会うこともないかもしれないのだから。

遠藤正賢

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最終更新:2019/11/6(水) 19:39
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