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登場から9年! ワーゲンのミニバンは日本車に勝てるか?ディーゼルモデル試乗記

11/6(水) 20:41配信

GQ JAPAN

フォルクスワーゲンのミニバン「シャラン」にディーゼル・エンジン搭載モデルがくわわった。輸入車唯一のディーゼル・エンジンを搭載する大型ミニバンの魅力とは?

【写真を見る】使い勝手はいかに?

初代もロングライフ・モデルだったシャラン

♪寂しい夜はごはんだ、寂しい夜はつまみがない、寂しい夜は歯が痛い。寂しい夜は暗い暗い暗い~は、シャ乱Qの曲(『いいわけ』)であるけれど、今回試乗したのは“シャ乱Q”ではなく“シャラン2”だった。シャランにもゴルフ同様、TDI搭載モデルが2019年10月1日にくわわった。

2代目シャランは2010年に発表され、日本市場には翌2011年2月に上陸している。2015年のマイナーチェンジを受けて、1.4リッターTSIエンジンは10Nmのトルクアップと、プリクラッシュブレーキシステムなど安全装備の充実が図られているものの、基本構成は変わっていない。

ほとんど10年選手の3列7人乗り、リアがスライド・ドアの大型ミニバンである。

1995年に登場した初代シャランはフォードとの共同開発で15年ものモデルライフを誇っているから、シャラン2もこのままもうちょっといくかもしれない。

新たに設定された2.0リッター直列4気筒ディーゼル・エンジン「TDIユニット」は、最高出力150ps、最大トルク340Nmのゴルフ、ティグアン用とも、最高出力190ps、最大トルク400Nmのパサート用とも異なるチューンの最高出力177ps /3500~4000rpm、最大トルク380Nm/1750~3250rpmを発揮する。

全長4855×全幅1910×全高1765mmという小山のようなでっかさで、駆動方式はFWD(前輪駆動)。車重はなんと1900kgもある。大人がちゃんと乗れる立派なシートを7脚も積んでいるのだから、いたしかたない。グレードは1番高いハイラインのみで、シート表皮はアルカンターラ&レザーが標準となる。

なかなか贅沢な仕様ではあるけれど、一見してそう見えないのは、シンプルなインストゥルメント・パネルが理由かもしれない。

とりわけ、デジタルメーターとタッチパネルを標準装備する「ゴルフTDIハイライン マイスター」から乗り換えた筆者の目には、いかにも古臭く見える。でも、しばらくして馴染んでくると、リアルの機械式メーターと同じくリアルの機械式スイッチ類を見ると、これこそ自動車というもんである、と思い直す。

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最終更新:11/6(水) 20:41
GQ JAPAN

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