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ペイペイモール「最後発だから勝てる」皮算用

11/6(水) 5:00配信

東洋経済オンライン

「あの『100億円あげちゃうキャンペーン』がeコマースで帰ってきた!」――。ヤフーは10月、同社グループのスマートフォン決済サービス「PayPay(ペイペイ)」と同じブランド名で、2つの新サービスを開始した。フリマアプリの「ペイペイフリマ」と、ネット通販(EC)モールの「ペイペイモール」だ。11月1日からは、最大で購入額の20%をポイントで還元するキャンペーンも実施している。ペイペイモールでは、冒頭の売り文句のとおり、100億円を投じる。

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国内のEC市場は拡大が続いている一方、上位数社への寡占化が進んでいる。双璧を成す楽天、アマゾンに対し、ヤフーは「Yahoo! (ヤフー)ショッピング」を育成することで猛追してきた。ここに買収するZOZO(ゾゾ)の「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」やペイペイモールを加えることで、「2020年代前半に国内EC(物販)でナンバーワンを目指す」(ヤフーの川邊健太郎社長)と意気込む。
『週刊東洋経済』の11月5日発売号では、「EC・決済覇権バトル」を特集。熾烈を極めるECモール間の戦いだけでなく、それを取り巻く小売り、物流、金融各社などの動向も取材。消費増税で一気に過熱してきた300兆円の家計消費をめぐる頂上決戦を追った。

IT・ネット大手が手がけるECモールで現状「最後発」のペイペイモールは、他社とどう戦っていくのか。あえてヤフーショッピングと別の新サービスとして立ち上げた狙いはどこにあるのか。ヤフーのコマースカンパニー、畑中基・ショッピング統括本部長に聞いた。

■拭えなかった利用者の「不満」

 ――すでにヤフーショッピングというECモールが大きく育ちつつある中で、もう1つ別のサービスとしてペイペイモールを立ち上げました。ヤフーショッピングだけでできなかったこと、どんな課題をクリアするために新サービスを作ったのでしょうか。

 2013年にヤフーは「eコマース革命」(出店手数料、売り上げ手数料などの無料化施策)で大きな勝負に出た。それまではお客さんがサイトに来ても、「欲しいものがないね、オトクでもないし」という状態だったので、まずはストアを増やそうと。この施策でヤフーショッピングは、他モールと比べても最大級の商品数を誇るサイトになった。

 これがひと段落したところで、今度はヤフーのプレミアム会員、ソフトバンクのスマートフォン利用者に対するポイント還元策を強化した。利用者に対してもヤフーショッピングならオトクだねという印象を作れた。

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最終更新:11/6(水) 5:00
東洋経済オンライン

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