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「ヌメロ ヴェントゥーノ」初の男女合同ショー 透け透けブリーフを招待状にした理由をバックステージで直撃

11/6(水) 11:00配信

WWD JAPAN.com

「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」は2020年春夏、ウィメンズとメンズの合同ショーでコレクションを発表した。10-11年秋冬にウィメンズウエアからスタートした同ブランドは、クリスタルやリボン、レース、サテンなどを多用したセンシュアルかつモダンなスタイルで人気を獲得。14-15年秋冬にメンズラインを始動した。これまでもウィメンズのショーに数人の男性モデルを登場させることやその逆はあったが、2つのコレクションを一緒に発表するのは、これが初めてだ。

【画像】「ヌメロ ヴェントゥーノ」初の男女合同ショー 透け透けブリーフを招待状にした理由をバックステージで直撃

ショー前のバックステージで、アレッサンドロ・デラクア(Alessandro Dell’Acqua)=クリエイティブ・ディレクターは、「メンズとウィメンズで一貫したアティチュードを表現したかったので、今シーズンは一緒に見せるということが重要だった」とコメント。「共通の素材や柄を使った同じ服を、男女が異なる方法で着こなす。ジェンダーレスやジェンダーの流動性を意図しているわけではなく、それぞれのアイデンティティーを保つということがポイントだった」と続ける。

中でも最も重要だと語るファーストルックには、ボーイッシュな雰囲気を持つ女性モデルの(Veronika Kunz)を起用。ウィメンズとメンズで同じデザインを展開するレトロな小花柄のテーラードスーツを、ハンサムに着こなした。その後もランウエイには、男女共通のアイテムが登場。重量感のあるニットに輝くクリスタルをちりばめたり、キャディーで仕立てたハイネックシャツの後ろに長いボウタイを加えたり、スポーティーなショートパンツをレザーやサテンで仕立てたり。一着の中でコントラストを描いているのが印象的だ。一方、ウィメンズのドレスは、上質な生地をたっぷりと使ったバルーンシェイプを描いたり、リボンモチーフのスパンコール刺しゅうを全面に施したりして、クチュールライクな雰囲気を演出した。

また、着用者に着こなし方を委ねるようなディテールも多く見られた。例えば、ジャケットやシャツは脇にスリットを入れて腕を通せるように、ドレスは首元の片方から脇にかけてボタン開閉を配することでワンショルダーにアレンジできるデザインで提案。ファッションがジェンダーアイデンティーやそれぞれの個性を映し出すと考えるデラクアは、自由度の高いデザインで“着こなしにおける個性”を問いかけた。

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最終更新:11/6(水) 11:00
WWD JAPAN.com

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