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BMWではなくアルピナ! しかも、ディーゼルを選ぶ意味とは? D3 ビターボ リムジン試乗記

11/7(木) 20:46配信

GQ JAPAN

旧型3シリーズのディーゼル・モデルをもとに、アルピナがチューニングを施した「D3 ビターボ リムジン」の魅力とは? 新型登場がささやかれるなか、最終モデルに小川フミオが試乗した。

【写真を見る】350ps&700Nm! ディーゼルとは思えぬ走りとは?

絹のようなスムーズさ

「みごとな出来映え!」と、思わず声をあげたくなるのが、独アルピナが手がけた「D3ビターボ リムジン」。3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボ・エンジンを搭載するモデルだ。絶妙なチューニングは、まさに“工芸品”とも言うべきレベルである。

スムーズなエンジンは大きな魅力だ。もし、ショールームで試乗したら、おそらく最初の10mだけで、「このクルマはまったく違う!」と、思うはず。その印象はおそらく、そのあと何百km、何千km走っても、変わらないだろう。

D3 ビターボ リムジンは、BMW「3シリーズ」のセダンをもとにアルピナがチューニングを施したモデルだ。BMWが設計した直列6気筒ディーゼルターボ・エンジンは、もともとパワフルで、気持よくトルクが湧き出す名エンジンである。そのよさをアルピナは引き継いだうえ、洗練度合いをはるかに高めている。

アルピナは1970年代にBMW用のチューニング・キットを販売したのがきっかけで、BMWとの関係が生まれた。いまではBMWからのメーカー認証を与えられている。BMWの正規ディーラーでも購入可能だ。

直列6気筒ディーゼルターボ・エンジンを搭載した先代3シリーズ(F30型)は日本には導入されなかったので、パワフルなこのディーゼル・エンジンと比較的コンパクトなボディを持つ3シリーズの組み合わせを求めていた人にとって、D3ビターボは最適なモデルのはずだ。

それだけの理由でD3 ビターボを購入しても、もちろん、かまわない。理由はともあれ、このクルマを手に入れたひとは幸せだ。エンジンの動きのじゃまになるフリクションはほとんどない。ふつうのエンジンを“麻布”の手触りにたとえるとしたら、D3 ビターボ リムジンのエンジンはまさに“絹”のようなスムーズさだ。

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最終更新:11/7(木) 20:46
GQ JAPAN

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