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熟成された欧州車はやっぱりイイ!? ボルボV40試乗記

11/7(木) 21:09配信

GQ JAPAN

ボルボのエントリーモデル「V40」に小川フミオが試乗した。登場から7年目の印象はいかに?

【写真を見る】登場から7年! その魅力はどこに?

後継モデルは現状ナシ

ボルボのコンパクト・ハッチバック「V40」が生産中止になるという。気にしていると、東京の市街地でしょっちゅう見かけるモデルなので、人気が高いようだけれど、ボルボの戦略上、後継車は(当面?)作らないそうだ。

筆者はV40に乗るのは久しぶりだった。今回試乗したグレードは、1497cc直列4気筒ガソリンターボ・エンジン搭載の「T3 Kinetic(キネティック)」。日本におけるV40のラインナップは下から「T2」、この「T3」、そして「D4」、トップモデルの「T5 R-Design」の4種類だ。

最高出力90kW(122ps)を発揮するT2と、180kW(245ps)を発揮するT5 R-DesignにはさまれたT3は、112kW(152ps)を発揮する。組み合わされるトランスミッションは6段オートマチックのみで、駆動方式はFWD(前輪駆動)。

エンジンパワーは152psしかないものの、想像以上にパワフルで、かなりよい出来だった。乗ってみて、私はあらためて感心した。

試乗車は、ブラックのボディカラーが精悍さを強調。いっぽう、インテリアは細かいチェック柄を組み合わせたベージュ系。しかもステアリング・ホイールは、上級モデルとおなじように、ブラックとベージュの2トーンと凝っている。

このあたりの雰囲気づくりのうまさが、ボルボ・ファンを生んでいるのだろう。日本車も、ボルボっぽく内装を作ってみたらいいのに? と、思ったものの、あるデザイナーは「ボルボほどの冒険は出来ません」と、述べた。

色褪せない走りの魅力

ボルボのよさは内外装の雰囲気だけではない。走りのレベルが高い点も、魅力だ。

最大トルクの250Nmが1700rpmから発生するので、低回転域から中・高回転域まで、どこでもしっかりした加速感を楽しめる。

非力感はなく、高速道路で全体の流れをリードするだけの力がある。かつ、サスペンションはしなやかに動く。そして、静粛性も高い。

ハンドリングも安定していて、コーナリングも十分楽しめる。しっかりと路面をとらえカーブをこなしていくのは、期待以上の楽しさである。

トランスミッションは、D4とT5 R-Designが8段であるのに対し6段になってしまうが、問題はない。それなりに飛ばすときも、エンジントルクをうまく引き出してくれる。

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最終更新:11/7(木) 21:09
GQ JAPAN

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