“ひとりキャンプ”をテーマに、三浦貴大と夏帆が隔週で主演を務めるドラマ25「ひとりキャンプで食って寝る」(毎週金曜夜0:52-1:23、テレビ東京ほか)が放送中。
【写真を見る】11月8日(金)放送で、七子(夏帆)は山菜&キノコを採ってキャンプ飯を堪能
奇数話に出演する三浦は、横浜聡子監督とタッグを組み、缶詰と簡単な食材でアレンジ料理を楽しむ大木健人を演じる。そして夏帆は偶数話で、冨永昌敬監督による演出で、海や川などで自ら食材を取って食す七子に扮(ふん)する。SNSでは「料理おいしそうだし、キャンプしたくなった」「なんか癒やされる」と深夜にほっこりする人が続出。
今回、「WEBザテレビジョン」では夏帆にインタビューを行い、ドラマの魅力や撮影現場の様子などを語ってもらった。
■ 演じる七子みたいな友達が欲しい
――ドラマのお話を聞いた感想は?
冨永昌敬監督の作品が好きで、「私もいつかお仕事したい」と言い続けていたんです。頂いた台本がとても面白くて、久しぶりにこんなに面白い本を読んだな、というぐらい衝撃を受けました。
――脚本の面白さを感じた点を具体的に教えて下さい。
七子のキャラクターと、冨永さんの言葉選びのセンスがすてきだなと。大きな展開がない話の中で、七子はキャンプ先で出会う人に対して、来るもの拒まず去る者追わずというスタンスで魅力的です。
七子が言う独り言も面白くて、こういう友達がいたら楽しいだろうなって思いました。現場では台本になかったせりふや動きを追加することも多く、そのたびに冨永監督が細かく演出してくださりました。
――冨永監督の演出で驚いたことは?
例えば、あるせりふを小さい声で演じたときに、「叫んでください」と指示を受けました。私は台本を読んで、絶対大声で言わないだろうと考えていたので、「どういう感じなんだろう?」と疑問でした。でも出来上がった映像を見てみると「なるほど」って(笑)。そんな感じで毎シーン、毎シーン驚くことがありました。
――撮影現場の様子を教えて下さい。
実際にキャンプして、釣りをして、料理して、と半分遊んでいるような感覚で (笑)。スタッフさんも少人数体制ということもあり、ドラマの撮影という雰囲気があまりなかったんです。とても楽しかったです。
――ご自身でドラマをご覧になっていかがでしたか?
面白かったです。周りの人も面白いと言ってくださってうれしかったです。私は、これが面白くならなかったら、私の責任だと思っているので(笑)。回によってそれぞれの色があって、雰囲気も全然違うので、楽しんで見ていただけると思います。
――これまで、キャンプや釣りなどアウトドアの経験は?
小さい頃にはあったかな…あとは仕事で釣りをしたことがあるくらい。冨永監督は、普段から釣りをされているそうで、釣りに対する愛情と情熱がすさまじかったです(笑)。撮影の合間は、冨永監督が釣りの指導をしてくださりました。
――ドラマを通して、アウトドアに興味も?
このドラマが、アウトドアに触れるきっかけになったので、趣味と言えるくらいに続けられたらいいなと思っています。でも、1人はなかなかハードルが高いかな(笑)。
――最後に見どころを含め、メッセージをお願いします。
七子は回を重ねるにつれて、アウトドア用品も充実していき、また、釣りの仕方にもこだわっているので、アウトドア好きの人は楽しんでいただけるかなと。もし興味がない方でも、ドラマとしてすごく実験的なので面白いと思います。
1つのドラマの中で、三浦貴大さん主演回と交互に放送されるのは新しい試みです。1日の終わりにほっと一息つけるようなドラマになっていると思いますので、ぜひご覧ください!
■ 11月8日(金)放送第4話
山菜採りで、山を訪れた七子(夏帆)は、キノコ狩りをしていたみさお(藤夏子)と出会う。七子もキノコを探していると、みさおは足を痛めて動けなくなってしまう。その後、一緒に来ていた孫の久丸(坂東龍汰)により、みさおは無事救助される。テントに戻った七子が山菜とキノコを使って料理をしていると、久丸がやって来る。
(ザテレビジョン)
最終更新:11/7(木) 7:00
ザテレビジョン
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