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耳を、指を、噛みちぎる…「究極の反則技」が香港で横行中

11/8(金) 19:00配信

クーリエ・ジャポン

デモ参加者が警官の指を…

ヒトがヒトの身体の部位を「噛みちぎる」──あまりにも猟奇じみた行為だが、香港のデモで発生したのは2度目だ。

日刊紙「文匯報」によると7月14日、沙田(サーティン)のショッピングセンター「新城市広場(ニュータウンプラザ)」でデモ隊と武装警官隊との激しい衝突事件が発生。デモに参加した杜啓華(22)は名門・香港大学を6月に卒業したばかりのエリートだが、最前線で傘を振りかざし警官を殴打しまくった挙句、警官4~5人に取り押さえられてしまう。

全身を組み伏せられた際、杜はベテラン警官の梁啓業(50)に強く目のフチをつかまれたため、激しい痛みと恐怖で絶叫。思わず梁の右薬指を噛みちぎって苦痛から逃れようとした。
薬指は分離こそしなかったが、骨と神経が粉々に砕かれ、皮1枚で辛うじてつながった状況。梁は10時間に及ぶ再建手術を受けたものの、担当医は「機能が100%回復するかどうかは未知数」と話している。

杜は傷害、公務執行妨害と身分証不携帯(本人はデモ鎮圧の混乱で所持品をデイパックごと紛失したと主張)の容疑で起訴されるが、9月に保釈された。

通勤ラッシュの地下鉄でも…

デモとは無関係だが、2018年6月には香港MTR(地下鉄)の車内で噛みちぎりが発生している。ラッシュ時間に太子(プリンス・エドワード)駅のホームで列車待ちをしていた余偉強(54)と唐景才(64)は「ぶつかった」「いやお前がぶつかってきた」で言い争いになり、乗車したあとも車内でケンカに発展。

周囲が静止するのも聞かず叩き合いになると、絶叫した余は唐に飛びかかって左親指を噛みちぎった。剥落した唐の指は終点の中環(セントラル)駅で回収され、縫合手術にまわされたという。

さらに16年7月には北部の天水園(ティンショイワイ)で、男女関係のもつれから男が男に耳を噛みちぎられる事件も発生している。

妻(36)、息子(5)と3人で暮らす夫(44)は、生活のため昼は販売員として、夜はタクシー運転手とし馬車馬のように働いていた。夫婦仲は円満だったが、あまりにも一緒にいる時間が短すぎることに不満を募らせた妻は一方的に離婚。家を出ていく。

数日後、残した荷物と息子を引き取りに戻った妻は、元夫と口論に。身の危険を感じた彼女は友人の配管工(37)に電話し助けを求める。駆け付けた配管工と元夫も互いを痛罵し、激しい殴り合いのケンカになったのは言うまでもないが、激昂した配管工は持っていた包丁で元夫の背中をグサリ。そのまま元夫に乗りかかって左耳を噛みちぎった。

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最終更新:11/15(金) 16:11
クーリエ・ジャポン

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