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竹増貞信「農家の若手との取り組み 盛り上がってきました」<コンビニ百里の道をゆく> 〈AERA〉

11/11(月) 16:00配信

AERA dot.

「コンビニ百里の道をゆく」は、50歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。

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 四季の楽しみ方の一つに、「食」があります。ローソンでも、お客さまに旬の食材を楽しんでいただきたいと、さまざまな商品を開発してきました。

 10月末から順次、ナチュラルローソン全店で「カットフルーツ 次郎柿」や、「次郎柿で食べるレモンジュレ」を販売しています。この次郎柿は「ローソンファーム」で生産したもの。9月から「FARM with YOU」と銘打った商品を発売しており、今回が第4弾です。

 生産者とローソンが共同出資するローソンファームは2010年に生まれ、今では全国21カ所に広がりました。とはいえ、生産量としては約1万5千店舗ある全国のローソンをすべてカバーすることは難しく、ブランドとして商品化することはできていませんでした。

 農家の方が情熱を注いで作った収穫物をダイレクトにお客さまに届けたい。果物や野菜をふんだんに使った商品が人気のナチュラルローソンなら、店舗数も約150店なので、ローソンファームの食材を活かすにはぴったりでは、などとナチュラルローソンの会議で盛り上がり、「FARM with YOU」が生まれました。

 農林水産省によれば、農家人口の4割強を65歳以上が占めるそうですが、ローソンファームの経営者には若い方が多いのも特徴です。情熱とこだわりに報いなければいけないと、若手の社員たちが次々にアイデアを出して、ブランド名から商品、販促物までを作り上げました。

 これまでは「日本の農業をなんとかして盛り上げるぞ!」と堅い感じでやってきました。でも、今はファームの方も含めみんなで楽しみながら商品化する流れに変わってきています。いつか、全国のローソンでも展開できる規模を目指し、楽しく農業を盛り上げていきたいですね。

最終更新:11/11(月) 16:00
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