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なぜ、AirPods Proがこんなにいいのか? 仕組みを解説しよう

11/8(金) 13:45配信

エイ出版社

小さなAirPods Proに詰め込まれた技術を3つにわけて説明しよう

AirPods Proがいい。半日使っただけなのに、もうすっかり参ってしまっている。ゾッコンだ。
どう、いいのかはまた別記事でお話することにして、なぜこんなにいいのかお話しよう。
説明しなきゃいけないことは3つある。

外からの音だけでなく。内側の音もアクティブノイズキャンセリングで打ち消す

まず、ひとつ目は中の音と外の音の制御。

普通、インイヤー型のヘッドフォンを耳に入れると、なんというか閉塞感というか、場合によっては耳の中に圧力がかかった状態になる。AirPods Proにはこれがない。

実は、AirPods Proの内部には筒抜けになっている部分があって、外の音は、一部直接入ってくる。これは耳の内部に圧力をかけないようにするためだ。

この直接入ってくる音も含めて、外側から来る音を捉えるマイクロフォンがあって、それで取った音全体に逆位相の音を当ててて、ノイズを消している。

それだけではない。さらに内側向きにもマイクロフォンがあり、反響などにより耳の中で発生している雑音も消してしまう。

この作業はH1チップが毎秒200回調整を行っており、その状況にあったノイズキャンセルを行ってくれる。

BOSEやSONYのノイズキャンセリングのように、『バン!』と静寂が訪れるのではなく、ホワッと静けさが訪れ、音楽を聞きながらやってる作業があれば(今、まさにそうだが)、スムーズに作業に集中できる。自然とノイズキャンセルの状態に入るので、むしろ集中できる感じは増しているように思う。

適度にノイズは消して、話は聞こえる『外部音取り込み』

次に、『外部音取り込み』の状態。

これは、一部先ほどの外気を通す穴から入ってくる音もあるが、基本的には外部マイクで捉えた音を内部のスピーカーで再生することで再現している。つまり、レイテンシーが遅ければ2重に聞こえるはずだが、まったく違和感なく聞こえる。いかに速く処理をしているかっていうことだ。

今、試してる感じだと、特に人の声をよく通してくれる。雑踏などでノイズに紛れそうな時などは、裸耳の状態より、むしろ『外部音取り込み』の機能で声が聞こえるような気がする。完全にノイズキャンセリングがオフになるのではなく、多少ノイズキャンセリングは効いているからだ。この技術がもっと進化すると、補聴器的な使い方もできるのではないかと思うほど。

つまり、音楽を再生している状態で、『ノイズキャンセリングオン/同オフ/外部音取り込み』の3つの状態があることになる。『外部音取り込み』の状態だとクリアに会話できるが、『ノイズキャンセリングオフ』だと、通常のインイヤーヘッドフォンをしている時のようなこもった感じにある。

そして、『ノイズキャンセリングオン』にすると、ちょうど映画で、そのシーンの音が消えてBGMだけになったかのような感覚を味わうころとができる。

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最終更新:11/8(金) 13:45
エイ出版社

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