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『教育格差──階層・地域・学歴』ほか 『エリ・ヴィーゼルの教室から 世界と本と自分の読み方を学ぶ』

11/8(金) 18:00配信 有料

週刊東洋経済

曰く、友情はわたしの宗教。他者に無関心な日本人へ評者・福井県立大学名誉教授 中沢孝夫
<2019年11月16日号> 曰く、友情はわたしの宗教。他者に無関心な日本人へ
評者・福井県立大学名誉教授 中沢孝夫
いい教師と出会うこと以上の幸運があるだろうか。ホロコーストの実体験を描いた『夜』の作者、エリ・ヴィーゼルの本職は大学教授で、本書は“教室”という空間での師弟のやりとりから、愛(まな)弟子がヴィーゼルの考え方をまとめている。

アウシュヴィッツ強制収容所へ移送されたヴィーゼル一家の母親と妹はすぐに殺され、父親は強制労働で死亡した。戦前の欧州にいたユダヤ人950万人のうち600万人が殺されたが、ヴィーゼルはかろうじて生き残り、ジャーナリスト、教師になった。それは「記憶」を伝えるため、そして「学生を単なる受け手に留めおかず貢献者へ位置づける」ためである。確かに教師と学生は互いを必要とする。 本文:3,754文字 写真:2枚

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最終更新:11/8(金) 18:00
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