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加速度的に経済発展する「ベトナム」…不動産市場の見通しは?

11/8(金) 15:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

近年のベトナムは順調な経済発展だけでなく、豊富な若手人材や恵まれた天然資源等が注目され、海外から多くの企業や人が集まっています。本記事では、現地で不動産ビジネスを展開する筆者が、加速度的に発展するベトナムの現況とともに、ベトナム不動産市場の見通しを解説します。

若手人材と経済発展のポテンシャルに諸外国が注目

近年のベトナムは、豊富な若手人材と経済発展のポテンシャルが諸外国から注目を集め、多数の企業や人が集まって来ています。

2000年代前半、各国が生産拠点として工場を進出させたのを皮切りに、WTO加盟後はITのオフショア開発をはじめとする企業進出も相次ぎました。また、政府(共産党)の国際経済統合の方針のもと、地理的な位置のよさを生かし、自由貿易化に向けて二国間FTA、ASEAN経済共同体、TPP11(環太平洋パートナーシップ)等々、実に13の経済協力協定を締結するとともに、いまも3つの協定の協議が継続中であり、自由貿易の拠点となるべく動きを強めているところです。

このように、現在のベトナムは自国の天然資源開発も積極的に行いながら、国際化に向けた動きも加速させるといった、バランスを保った安定的な経済成長を続けているのです。

工場進出等に見る、生産拠点としての魅力

では、生産拠点としてのベトナムには、どのような魅力・メリットがあるのでしょうか。

(1)豊富な労働力と安価な労働コスト

労働コストは中国、タイ、マレーシアなどのASEAN諸国と比べても非常に安価であり、かつ、人材の気質は勤勉で手先が器用なことが知られています。また、全人口の約65%が40歳未満であり、非常に豊富な労働力があります。そのため、多くの外資企業が工場の生産拠点として進出しているのです。

(2)地理的特徴

東南アジアの中央に位置し、インドシナ半島の東側海岸沿いにあるため、中国及びASEAN諸国に容易にアクセスができることが特徴です。このすぐれた地理的条件から、今後は中国とASEAN諸国にとって重要な役割を果たしていくことが予想されます。

(3)自由貿易

ベトナム政府の国際経済統合※1の方針のもと、この地の利を生かし、自由貿易化に向けて二国間FTA、ASEAN経済共同体、TPP11(環太平洋パートナーシップ)、EU-ベトナム自由貿易協定(EVFTA)、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)等々13の自由貿易協定を締結、3つの協定を協議中です。ちなみに、日本・ベトナム経済連携協定(EPA)は、2009年10月に発効されています。日本はベトナムからの輸入品の約95%、ベトナムは日本からの輸入品の約88%を、10年間無税としています。

※1 国際経済統合は、ベトナム国内で生産された商品を各国の市場で拡大させること、また各国との貿易や経済関係を強化発展させることを目的としている。

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最終更新:11/8(金) 15:00
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