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ギャルと決別した「セシルマクビー」が目指す先

11/8(金) 22:45配信

WWD JAPAN.com

ジャパンイマジネーションの「セシルマクビー(CECIL MCBEE)」は、2019年秋からリブランディングを進めている。1番店の渋谷109店を9日にリニューアルオープンする。新コンセプト「今の時代にちょうどいい」を掲げて、商品全般をガーリーテイストにトレンド感を加味したデザインに一新。店内もより明るく、親しみやすい雰囲気に変える。

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1985年にスタートした同ブランドは、「セクシーカジュアル」をコンセプトに2000年代の渋谷のギャル文化をけん引し、00年~13年まで同館の売り上げナンバーワンの座に君臨。しかしギャルブームの衰退に伴い、次第に苦戦を強いられるようになる。17年には「モテ服ナンバーワン」をテーマに、従来のセクシーカジュアル路線から大胆にフェミニン路線へ変更。だが2年で今回のリブランディングに踏み切った。

かつて大流行したブランドショッパーに踊ったブランドロゴも、モダンなサンセリフ体に変え、旧来のブランドイメージからの決別を強調する。「セシル」はギャルを捨て、どこへ向かっているのか。ギャルブームの全盛期に渋谷109店で店長を務め、現在はブランドを統括する手塚邦洋営業統括リーダーに聞いた。

WWDジャパン(以下、WWD):エッジィなスタイルでギャルトレンドを引っ張ってきたイメージ。だが、今回のリブランディングで「今の時代にちょうどいい」を掲げた。理由は?

手塚邦洋「セシルマクビー」営業統括リーダー(以下、手塚):創業から34年がたち、若い女性のライフスタイルも変化している。ギャルブーム(2000年代)当時の若い女性は、「右へならえ」のようにメディアから発信されるトレンドを追い求めていた。だが今はテレビを見ず、コスメやファッションの情報はインスタグラムから仕入れ、SNS投稿のために多くの時間を費やしている。いたずらに露出はせず、でもインスタで映えるようなデザイン性はあって、他の女の子と同調できるような、自然なかわいらしさのある服が“今”求められている。

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最終更新:11/14(木) 12:18
WWD JAPAN.com

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