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田代まさしと“腰パン”國母和宏 同日逮捕に至った捜査の舞台裏

11/9(土) 7:02配信

FRIDAY

11月6日、2人の有名人が大麻と覚醒剤でそれぞれ逮捕された。

1人は‘10年のバンクーバー五輪日本代表でプロスノーボーダーの國母和宏容疑者。もう1人は過去3度の覚醒剤逮捕歴がある元タレントの田代まさし容疑者だ。

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前者は厚生労働省麻薬取締部、通称「マトリ」によるもの。後者は宮城県警塩釜署と警視庁杉並署の合同捜査が実った形だ。

一般紙社会部記者は、

「薬物事犯を手掛けることはできるのはマトリと警察のみ。両者は互いにしのぎを削って大物の検挙を目指している。今回は引き分けですね」と話す。

國母容疑者は大麻取締法違反で逮捕されたが、容疑は営利目的輸入。これは所持や使用に比べてはるかに罪が重い。

同容疑者は‘18年12月に知人男性と共謀し、米国から国際郵便で大麻57グラムを日本の武蔵村山市に密輸した疑いが持たれている。送り先は知人男性の関連施設で、男性はすでに逮捕、起訴されている。

「米国から男性に送るよう手はずを整えたのが國保容疑者とみられています」(捜査関係者)

同容疑者は調べに「営利目的ではない」と一部否認しているようだが、押収量とその手口からは“売人説”が根強い。前出の捜査関係者の話。

「国際郵便の中に入っていたのは大量の紙。その表面には茶色の粘性のある物質が塗られていた。これが大麻成分を濃縮したものだった」

濃縮大麻は耳かき1個分で1回の使用量となり、1グラム1万円ほどで取引される。1グラム4000円~5000円で取引される乾燥大麻に比べて割高だが、濃縮物だけにキマり方は抜群だという。

「濃縮大麻は乱用者向けの代物だ。密輸された57グラムは100回以上の使用量に当たる。知人男性と一緒に使うには量が多すぎるため、当局は國母容疑者を売人とみて捜査を進めている」(前出・社会部記者)

國母容疑者は‘10年のバンクーバー五輪出場時の“腰パン姿”で大炎上。現在はバックカントリー(自然の山)を滑り降りる様子を映像化し配信するプロスノーボーダーとして活動しており、‘16年末にはスノーボード界のアカデミー賞と言われる「RIDRES POLL 18」で、日本人初となる年間ベストビデオパート賞を受賞。プライベートでは‘09年に3歳年上の一般女性と結婚し、一男一女をもうけている。

「‘17年に放送されたテレビ番組では、10社以上のスポンサーと契約し、年収は1億円に迫ることが明かされていた。北海道の自宅には年に2~3か月程度しか戻れないが、近所では子煩悩で有名。自宅には6日にガサが入り、立ち会った奥さんはショックの余り、寝込んでしまったそうだ」(スポーツ紙記者)

一方の田代容疑者は、薬物では9年ぶり4度目の逮捕。容疑は8月23日に宮城県塩釜市の宿泊施設で、また、11月6日に東京都杉並区の自宅マンション敷地内でそれぞれ覚醒剤を所持した疑い。塩釜署の発表によると、田代容疑者が利用した塩釜市の宿泊施設から「客が注射器のようなものを忘れていった」と通報があり、発覚。そこから内偵を進めていた。

田代容疑者は塩釜市のホテルで発見された物証について「自分のものではない」と否認。自宅での所持についても曖昧な供述を繰り返している。

正直、「またか…」といった印象だが、田代容疑者については少なくとも1年半前から「またやっている」とウワサになっていた。同容疑者を知る人物の話。

「今回捜査したのは所轄の警察署だが、田代容疑者のことはマトリのライバルである警視庁組織犯罪対策5課が以前から追っていた。前回(‘10年10月)の事件で、田代被告は交際女性と一緒に逮捕されたが、彼女との関係はいまだ切れておらず、1年半ほど前から『彼女経由でまたやり始めた』という情報が流れていた」

スポーツニッポンによると、5月に東京・荻窪駅の改札で女性とともにいた田代容疑者が「ポケットに財布がない!」と大声で叫ぶ姿が目撃されていたという。

10月には薬物依存のイベントで講演し、7月にはNHK・Eテレのバラエティー番組『バリバラ』に“先生役”で出演。関係者によると「そのころから周りの目を盗んで(覚醒剤を)やっていた可能性が高い」という。

國母容疑者も田代容疑者もせっかく悪名を払拭しつつあったのに、また振り出しに戻ってしまったようだ。

FRIDAYデジタル

最終更新:11/9(土) 7:02
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