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「今以上に伸びるマーケットだ」NBAが狙う日本進出――八村塁のウィザーズとNECが契約を結んだ狙いは?

11/9(土) 7:15配信

THE DIGEST

 10月15日、ワシントン・ウィザーズを保有するアメリカのモニュメンタル・スポーツ・アンド・エンターテインメント(以降、MSE)は、NEC(日本)との国際的なパートナーシップを締結した。

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 NBAは今年4月、2019-20シーズンにおいて、NBAチームに新規または既存のスポンサー2社へグローバルなマーケティングの権利を販売することを許可していた。新シーズンの開幕まで約1週間に迫る中、ウィザーズとNECがその先陣を切ることとなった。

 このパートナーシップ締結により、NECは日本をはじめとする世界中のウィザーズファンに向けてNECブランドを訴求することができるだけでなく、ウィザーズのマークをグローバルに使用することもできるようになり、最近発表されたばかりのウィザーズの日本語版ウェブサイトやポッドキャストにも、NECのロゴや広告が掲載されることとなる。

 MSEの業務執行責任者であり、チーフ・コマーシャル・オフィサーのジム・ヴァン・ストーンは「我々には日本でブランドを拡大させていくという、本当にユニークな機会があると思っています」とコメントしており、NECとのパートナーシップはビジネス面で大きな効果が期待できるものになると言っていい。

 また、NBA側としても、日本は今後さらに大きく成長していくマーケットとして熱視線を注いでいる。
 
 8日に日本のメディアとのラウンドテーブル(座談会)に登場したスコット・リヴィー(NBAアジア エグゼクティブ・バイスプレジデント兼マネージング・ディレクター)は、「日本は『NBAリーグパス』の加入者数が最も多い国の1つです。そしてNBAのソーシャルメディアにおいて、日本人の130万人以上がフォロワーとなっています」と語り、さらに「日本はバスケットボールの成長が見られていますし、スポーツ文化がある国です。今以上に成長していく、伸びていくマーケットだと思っています」と高く評価していた。

 アメリカと日本を繋ぐ架け橋として、今年のドラフト1巡目9位でウィザーズから指名された八村塁の存在があったことは間違いない。

 15日(日本時間16日)に『The Washington Post』へ掲載された記事の中でも、リポーターのリック・メイスはウィザーズが新たに日本語版のウェブサイトとツイッターを作り、早くもその効果が数字でも表われていると評価している。

 八村に加えメンフィス・グリズリーズには渡邊雄太(2WAY契約)がいること、そして来年には東京オリンピック、2023年にはFIBAワールドカップの予選ラウンドが沖縄で行なわれることもあり、NBAの副コミッショナーを務めるマーク・テイタムも「日本における、NBAのビジネス面の成長については非常に楽観的に捉えています」と話していた。

 今後も八村と渡邊を中心に、日本のバスケットボール界はNBAから大きな注目を集めることになりそうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

More on our partnership with from 's Vice Chairman Raul Fernandez and President of Business Operations Jim Van Stone.
— Washington Wizards (@WashWizards)

最終更新:11/9(土) 7:16
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