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ワタナベマナブのオフロードライディング【サスセッティング編】SKILL UP LAB.(スキルアップ・ラボ)

11/9(土) 11:32配信

WEBヤングマシン

オフロード総合誌『オフロードマシン ゴー・ライド』(偶数月6日発売)から世界的ライダー渡辺学選手のメンテナンスコーナー『SKILL UP LAB.』の登場だ。今回は重要度の高いサスペンション関連とそのセッティングを2回にわたりお届けする。オフロードライディングにおいて重要度は高いものの、「サスペンション」「セッティング」といったワードにハードルの高さを感じるのでは? そこで今回はサスペンションセッティングの初歩を手ほどき。既出のポジション編と合わせて、より乗りやすい愛車に仕上げていこう。

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【渡辺学】2019年のJNCCシリーズAA1ではランキングトップを独走中。いっぽうで若手モトクロスライダーの育成とチームを運営。さらにヒーローズエンデューロなど、ローカルレースにはアドバイザーとしても参戦!! と、奔走中のマナブ主任。今年はISDEにも参戦。

乗りやすい足まわりへセットアップする方法

ポジションセッティングをさらに一歩進めて“サスペンションセッティング”へ。愛車とのシンクロ率を高めれば、安全でスムーズ、いっそう楽しくライディングができる。マナブ主任にセットアップ手順を聞く。

「たとえば新車ならば、リヤサスのサグを合わせるところからはじめます。車種や年式で異なると思いますが、僕の場合、ずっとYZに乗ってきているので、リヤサスのサグは約100mm。フォークの突き出し量は10mm。前後サスのダンパーはスタンダードのまま(テクニクスでモディファイ済み)。と経験から数値を合わせます。この状態で乗りこんで、チェーン引きやサグ、ダンパーを微調整。決まれば1年通して変更することはありません。

経験がない人でも、サスはいじって好みを探っていったほうがいいと思います。(1)リヤサスのサグの調整(2)フロントフォークの突き出し量(3)前後サスのダンパー調整(4)リヤアクスルの前後調整 の4つはコストもかからずセッティングできます。突き出し量の調整は、1mm単位ではなく、0mm、5mm、10mmの3つから好みを探し、必要に応じて煮詰めていく。ダンパーの調整も1クリックの微妙な変更ではなく、3クリックずつ動かして探っていく。変化を分かりやすくさせたほうが、セッティングも出しやすいと思います」

セッティングビギナーはドツボにハマりそう……と敬遠されるかもしれないが、スタンダードのスペックさえメモっておけば、いつでもノーマル(デフォルト)に戻せる。変更した毎にフィーリングを記録し、データを蓄積してくことがベストセッティングにつながる。

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最終更新:11/9(土) 11:32
WEBヤングマシン

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