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Beatsのオンイヤー型ヘッドフォン「Solo Pro」は、優れたノイズキャンセリング機能を搭載してやってきた

11/9(土) 14:12配信

WIRED.jp

アップル傘下の「Beats by Dr. Dre」が、同社初のアダプティヴノイズキャンセリング対応オンイヤー型ヘッドフォン「Beats Solo Pro」を発売した。一見すると先行製品の「Beats Solo3 Wireless」と非常に似ているが、ノイズキャンセリングが大きな特徴となっている。

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それだけでなく、Solo Proではほかの機能も強化されている。より装着感がよくなったイヤーパッド、バッテリー持続時間の向上、そしてアップル製のカスタムチップ「H1」の搭載などだ。

Beatsの13年の歴史のなかで、ヘッドフォンは大きな発展を遂げてきた。正直なところ、第1世代のSoloはあまりよい製品とは言えなかった。しかしSolo Proは、デザインが改善されたプレミアム製品になっている。

理由のひとつは、ヘッドバンド部分がやぼったいプラスティックから、アルマイト処理された頑丈なアルミニウムに代わったことだ。10月に実施された説明会では、Beatsの担当者がヘッドフォンのイヤーカップ部分を両手に片方ずつ持ってきつくねじって見せた。まるで世界中で最も湿ったタオルを乱暴に絞ろうとしているかのようだった。それでもヘッドフォンは壊れなかったのだ。

Solo Proの重量は9.42オンス(267g)。先行製品であるSolo 3の7.58オンス(215g)から、わずかに重くなっている。素材をより強力にするということは、ヘッドフォン自体が分厚くなるということでもある。

ただし、ヘッドバンドの周囲にはたくさんのクッションがあり、頭頂部の圧点1カ所で重さに耐えるのではなく、頭蓋骨全体に重量を分散させる。デモ中にヘッドフォンを着用できた短時間では、このヘッドフォンはとても快適だった。厚みが増したことははっきりと感じとれるものの、きっと慣れてしまうものなのだろう。

困難を乗り越えてのノイズキャンセリング搭載

大きなセールスポイントはもちろん、ノイズキャンセリング機能だ。Beatsにとって、これが初めてのノイズキャンセリングヘッドフォンというわけではない。オーヴァーイヤー型ヘッドフォンである「Studio」シリーズには、長らくノイズキャンセリング機能が搭載されてきた。

しかし、Soloシリーズのようなオンイヤー型ヘッドフォンにこの機能を追加することは、非常に難しかった。主な問題は、オンイヤー型につきものの音漏れだ。ヘッドフォンのパッドが耳の上に直に乗っていると、メガネのフレームや髪の毛、さらには耳の形状によってだけでもパッドがずれてしまう。耳とパッドが密閉されなくなると外部の音が入ってきて、ノイズキャンセリング機能全体が損なわれてしまうのだ。

ノイズキャンセリング機能は、飛行機のエンジン音という特定の音を聞こえなくするために開発された技術で、音波を反転することで機能する。騒音を遮断するためにマイクで周辺の音を拾い、合成した音波を騒音の上に重ねて耳に流す。この音は環境音の音波パターンと正反対の音なので、騒音が消され、聞こえるのはほとんど無音という素晴らしい状態になる。このため渋滞にはまっていたり、地下鉄やおしゃべりでとてもうるさいオフィスにいたりするときでも、その場の状況に適応する。

BeatsはSolo Pro用に、ノイズキャンセリングのための3つのアプローチをとった。ひとつは、外部マイクを使用して環境音を取り込み、外部の騒音をすべて分離する環境モード。ふたつ目は、外部の音が実際にどれだけ耳に届いているのかを識別するノイズリーク機能。オンイヤー型のデザインは耳を密閉するには不完全な場合があるため、この機能に応じて周波数を調節する。

最後に、このヘッドフォンは聴いている音を分析して、音楽(またはポッドキャスト)における特定の周波数がブロックされないようにする。Beatsによると、こうした計算は1秒間に最大5万回実行され、常に装着具合と周辺環境を監視しながら変化しているという。

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最終更新:11/9(土) 14:12
WIRED.jp

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