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【日本車の日本離れ!??】日本市場を大事にするクルマ あまり大事にしないクルマ

11/9(土) 11:07配信

ベストカーWeb

 日本車なのに、日本市場を大事していないクルマが増えてきた。アメリカ市場をメインに開発された日本車をなぜ日本で乗らなければいけないのか? とお怒りの人も多いはずだ。

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 自動車メーカーの言い分としては、世界のマーケットからしたら数倍、いや数十倍売れるアメリカ市場や欧州市場をメインターゲットに開発するのが至極当然だ、と言うかもしれない。

 たしかにグローバルでクルマを開発しているところも多く、その言い分もわからなくはない。でもやっぱり、日本車メーカーが日本市場をメインに考えて作った、日本を大事にするクルマに乗りたいと思いませんか? 

 目下バカ売れ中のアメリカ市場メインで開発されたRAV4を見ていると、そんな風に思わないという人もいるかもしれないが……。

 ということで、日本市場を大事にするクルマと大事にしないクルマを挙げ、そのクルマが作られた背景を含めてそのクルマの魅力をモータージャーナリストの岩尾信哉氏が解説する。

文/岩尾信哉
写真/ベストカーWEB編集部

海外市場と日本市場の規模の違い

 国内専売の軽自動車は置いておくとして、数ある日本車において、日本市場で大事に扱われているか否かをチェックする今回の企画。まず確認しておきたいのは、日本市場と海外市場それぞれの規模の違いだ。

 たとえば、トヨタ(含むレクサス)について、2019年4~9月期における世界市場での販売台数を例に挙げると、世界累計495万808台のうち、北米では143万5725台(米国は123万5586台と単独で約25%を占める)、欧州では53万8697台となり、アジア地域は149万8607台(中国は83万3331台)を記録した。

 では本拠地である日本はといえば82万510台と国別では3位といっても、世界のマーケットでの割合は約17%にすぎないのが現実なのだ。

 スバルに至っては2019年3月期の世界販売台数100万台のうち、アメリカは66万台、日本は13万5000台。実に悲しいことだが、これを見ればアメリカ市場メインのクルマになってしまうのは仕方がない。

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最終更新:11/9(土) 11:40
ベストカーWeb

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