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3ナンバーでも日本の道にジャストフィット! 新型トヨタ・カローラ&カローラツーリングのメカニズム解説

11/9(土) 16:05配信

WEB CARTOP

ベーシックモデルに必須のパフォーマンスを徹底追求

 カローラはベーシックカーのジャパニーズスタンダードと言える存在だ。そのため、長らく「5ナンバーサイズで主力エンジンは1.5L」という法則を守り続けてきた。新型カローラは、3ナンバーサイズとなり、その壁を打破したことで注目されているが、もっとも重要な点は、TNGAプラットフォームの採用により、クルマとしての基本性能がすべての面でグレードアップしたということだ。

【写真】スタイリッシュさを感じさせるカローラツーリングの外観

 ボディは3ナンバーサイズになったが、日本の道路環境に対応すべく、取りまわし性に配慮した適切なボディサイズに設定。そのために、グローバルモデルをベースにしながら、外板パネルの多くを専用設計している。そして、サスペンションやシャシーのセッティング、電子制御による車両姿勢のコントロールには最新の技術を投入している。エンジンは主力モデルの排気量を大きくし、1.8L自然吸気および1.8Lハイブリッドとし、さらにダウンサイジングの1.2Lターボも設定しているが、従来のカローラシリーズよりも、高い燃費性能を実現している。

 TNGAプラットフォームの採用により「ずっと乗っていたくなる上質な走り」を実現し、新型カローラ/カローラツーリングは、「次世代のスタンダードモデル」となることを目指しているのだ。

 新型カローラ/カローラツーリングのパワーユニットは、1.8Lハイブリッド(THS-II)の2ZR-FXE(システム出力122馬力)、1.8L自然吸気の2ZR-FAE(140馬力)、1.2Lターボの8NR-FTS(116馬力)の3機種が設定される。

 ボディサイズの拡大に伴い、主力エンジンをより出力の大きい1.8Lとし、ダウンサイジング仕様として1.2Lターボを設定した。従来のカローラアクシオ/カローラフィールダーのハイブリッド仕様は1.5Lだったが、先代型プリウスから搭載されるようになった1.8Lハイブリッドが進化・熟成を重ね、燃費においても1.5Lハイブリッドを上まわる性能を発揮するようになった。そこで、ハイブリッド仕様が1.5Lから1.8Lにシフトした。また、1.2Lターボは従来モデルの1.5L自然吸気エンジンよりも低燃費で実用領域のトルク特性に優れており、ダウンサイジングのメリットが大きいと言えるだろう。

 1.8Lハイブリッドは、モーターのみで走行できる領域を広げるEVドライブモードを搭載。走行状況によっては燃費を向上させることができるほか、深夜・早朝時の出入庫や屋内駐車場などで、エンジン音や排気ガスを気にせずに走れる。また、EV走行時にエンジン冷却水の温度を必要以上に下げないため、自動開閉式のグリルシャッターを装備(W×Bを除く)。トランスミッションは電気式無段変速機(CVT)で、駆動方式は2WD(FF)および、4WD(2モーター式のE-Four)が設定されている。

 1.2Lターボは、カローラスポーツやC-HRにも搭載されているユニット。直噴仕様で可変バルブタイミング機構(VVT-i/VVT-iW)により、1500~4000rpmという幅広い回転域で、最大トルクを発揮する。実用性、燃費性能に優れるが、ターボエンジンならではの加速フィーリングも特徴だ。そのため、カローラ/カローラツーリングともに、2WD+6速MTというパワートレインの組み合わせとして、スポーツ性を前面に押し出している。トランスミッションの6速MTは、発進時にエンジン回転数を高めてエンジンストールを防ぐ発進アシスト機能や、変速時にエンジン回転を自動的に高め、シフトアップ/ダウンをしやすくする等速シフト機能を備えるiMTを搭載する。

 そして、カローラスポーツには設定されなかったが、カローラ/カローラツーリングでは1.8L自然吸気エンジンを主力エンジンとして設定している。バルブマチックとデュアルVVT-iにより、低燃費と高出力を両立したユニットで、これまで先代カローラシリーズをはじめ、多くの車種に搭載された実績のあるエンジンだ。7速シーケンシャルシフトマチックのスーパーCVT-iと組み合わされ、2WDのみが設定されている。なお、パワーユニットは3機種とも、レギュラーガソリン仕様となっている。

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最終更新:11/9(土) 16:05
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