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わたしが「結婚してもシェアハウス」を出る理由|結婚してもシェアハウス!

11/9(土) 16:00配信

幻冬舎plus

阿部珠恵

シェアハウスに住み始めて、早10年。
女3人で始めたシェアハウスでしたが、メンバーが一人増え二人増え……、気づけば当初の同居人は結婚し、その夫と子どもを含めた総計11人(夫婦と子ども+独身8人)の大所帯シェアハウスに成長しました。

本連載では、私・アベ タマエ(独身)が「夫婦がいるシェアハウス」の日常を綴るほか、「シェアハウスに一緒に住んでくれるムコ殿候補を募集する」という企画の顛末までお届けしてきました。(詳細は電子書籍『結婚してもシェアハウス! ~普通の婚活は、もうやめた~』をご覧ください)

ムコ殿を募集し、25人の応募者の中から1人を選び同棲の末、お別れした珍道中から早1年ちょっと。

なんと私、結婚しました!!!
3年前からシェアハウスに一緒に住んでいる男性と。

夫になった男性は、いち同居人として、あのムコ殿募集を横目に眺めながら「タマエさんと結婚したら毎日が楽しいかもしれないなあ」と感じたというツワモノです。真・ムコ殿と呼びましょう。

2018年の夏の終わりから付き合い始め、年末には結婚を決め、3月に入籍。顔合わせから始まる結婚前後のドタバタで、気づいたら半年が経ってしまいました。改めて振り返っても「こんなに人生がトントンと進むことってあるんだ」とボーゼンとしています。

さて、入籍して夫婦になった後も、2人とも変わらずシェアハウスに住み続けています。しかしながら、色々考えた結果、私たち夫婦は来年にはシェアハウスを出ることにしました。

もちろんシェアハウスでの夫婦生活はかなり快適で、出ることに不安もあります。何より、この連載中で「結婚してもシェアハウスに住む生活は楽しい」と言い続けたのに、何故出ることにしたのか?

その理由をお話する前に、そもそもなんでシェアハウス内結婚に至ったのか、少しだけ説明(弁明?)させていただきます。

ありがとう、サッカーワールドカップ

「シェアハウス住人同士で恋愛に発展しないの?」という質問には、これまで幾度となく答えてきました。

「私たちが住んでいるような小規模シェアハウスは、住人同士が“いとこ”みたいな距離の近さになるので、恋愛に発展しづらい。30人住まいなどの大規模シェアハウスでの結婚話はたまに聞くよ」と。

これは嘘じゃなく、様々なシェアハウス住人たちと話した率直な感想です。自分自身、まさかシェアハウス内の人と付き合って結婚するとは! 一緒に住んできた3年間の間にお互いに彼女彼氏もいたし、特に恋愛感情を持つこともなく、本当に「いとこ」的な気持ちで過ごしてきたんです。

そんな私たちが付き合うことになったキッカケは2018年、サッカーワールドカップ。もともとサッカーをやっていた真・ムコ殿が熱を込めてサッカーの面白さを語るのを聞き「夜更かししても見るべき戦いかもしれない」と思い、サッカーが始まるまでの夜中の数時間をビールとポテトチップスをお供におしゃべりするうちに(酔った勢いもあり)、アレヨアレヨと付き合い始めた……という流れでした。

振り返ってみると、シェアハウスに3年ともに住みながらも、平日は仕事が忙しく、土日もそれぞれ外出していることも多くて、しっかり話す時間って実はあまりなかったんですね。それがW杯のおかげで試合開始の深夜1~2時まで毎晩のように話す時間を持つことになり、意外と知らなかった仕事やプライベートの考えを知れて「すごい信頼できるヤツだ……!」と思うようになったというワケです。

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最終更新:11/9(土) 16:05
幻冬舎plus

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