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台湾で日本の焼酎「キンミヤ」取扱店が1.5倍に。人気のわけを現地で聞いた

11/9(土) 8:47配信

bizSPA!フレッシュ

 こんにちは、今野亜美です。意外と知られていない三重県の名産品。それが宮崎本店の販売する亀甲宮焼酎、通称「キンミヤ」です。

⇒【写真】台湾の飲み屋にズラッと並んだ“キンミヤ”ボトル

 レトロな水色のラベルに「宮」と書かれた金のロゴの「キンミヤ焼酎」。三重の会社なのに出荷の約80%が関東方面だそうで、特に下町の飲食店においてカリスマ的人気を誇る甲類焼酎です

 なんとこのキンミヤ焼酎が「台湾ですごいことになっているらしい」との噂。いてもたってもいられず……実際、台湾へ訪れてみました!

台湾におけるキンミヤ焼酎の人気

 全2回にわたってお届けする今回の記事は真面目に「台湾におけるキンミヤ焼酎の実情」についてご紹介します(詳しいお店の紹介は次回)。台湾の台北と高雄でたっぷりはしご酒を堪能しつつ、その実情を調査して来ました。始まりの場所は台北にある飲み屋街「林森北路」。

 最初のお店に訪れてみて、ええーっ、びっくり! 目の当たりにしたのは台湾の街にナチュラルに馴染んでいるキンミヤ焼酎の存在でした。

 ピュアでスッキリとした味わいは、日本を離れても変わらず。台湾でも酎ハイなどの「割材」として使われていて、ブレンドされる素材の魅力をグッと引き立てる名脇役でした。

 ここから飲み始めて、このあと数軒はしごしたのですが、どこのお店もお料理やお酒が美味しく、個性的なところばかりでした。そして、初めての旅先で、見慣れたあのロゴを見かけると、なんだかホッとしてしまいます(笑)。

現地で探った人気の理由

 台湾でのキンミヤ焼酎人気について詳しく知るため、台湾での営業担当者にお話を聞きました。

「日本人経営者の多い林森北路では、もともとキンミヤ焼酎ファンの方が多く、取扱店は40~50軒あります。また、キンミヤ焼酎の魅力を伝える活動を続けた結果、2年目にして台湾全土での取扱店は1.5倍へと増加し、100軒にもおよびます」

 営業活動の一環として、飲食店に通ったり、「焼酎の飲み比べ」を企画したりもしたそうです。どうやら台湾におけるキンミヤ焼酎の勢いは本物のようです。宮崎本店の取締役東京支店長、伊藤盛男さんにも話を聞きました。

「台湾での流通に力を入れる理由としては、日本の飲食企業が台湾に出店する傾向があることが挙げられます。そして、東南アジアにおいて台湾は1、2を争うほど日本人観光客や駐在員が多いため、キンミヤ焼酎そのものの認知度が高いからです」

 一方、ビールやワイン、ウイスキーなどが一般的な台湾においては“焼酎そのもの”がまだ浸透しきっていない現状もあるようです。

「焼酎の種類に“甲類”と“乙類”があることを知らなかったり、乙類と同じく、匂いのあるイメージを持たれていたりと、そこの誤解を解くところから営業することもあります」(前出の担当者)

 焼酎に対するイメージが向上すれば、もっともっと台湾全土にキンミヤ焼酎が本格的に浸透していくかもしれませんね。

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最終更新:11/9(土) 13:48
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