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大相撲・九州場所はココが必見!注目の御嶽海、若手3人、そして……。

11/9(土) 11:51配信

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 11月10日に初日を迎える九州場所は、御嶽海の大関取りに注目が集まっている。自身2度目の優勝で幕を閉じた先場所千秋楽の優勝インタビューでは「皆さんの期待に応えられるように、11月場所で決めたいと思います」と本人は堂々と公言した。

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 三役連続在位は史上単独2位の17場所目を迎え、実力は安定していると言えるが、この間、2桁勝ち星は優勝した場所の2回だけ。昨今は直近の3場所で33勝以上が大関昇進の目安と言われているが、御嶽海にはまだ三役で連続して10勝以上の星を挙げた経験がなく、今場所は未知の領域への挑戦となる。

 「今までは負け越さない調整法であって、2桁の調整法ではなかった。そこが難しいところ」と大関取りに向けて、まずはこれまでの調整ぶりを見直すことから始まり、今回の秋巡業は比較的、早めの始動となった。しかし、申し合いの番数は増えたものの「基礎運動が少なかった」と話し、稽古に関しては試行錯誤が続いているのが現状だ。

両横綱出場場所での2桁勝利は重要。

 過去2度の優勝した場所はいずれも横綱陣が休場で不在。横綱と対戦することなく賜盃を抱いた。

 白鵬、鶴竜の両横綱が出場する今場所で、立ちはだかる大きな壁を乗り越えてしっかり結果を残すことができれば、これも御嶽海にとって初めての経験になる。

 審判部は今場所が大関取りとは明言していないものの、横綱を撃破して勝ち星を2桁に乗せれば、おのずと昇進ムードも出てくるだろう。順調に白星を重ねていって場所の大詰めを迎えれば、これまでの比ではない重圧にも晒されることになる。

 実力は誰もが認めるところだが、こうした“初物づくし”をいかにクリアできるか。

 「自分にプレッシャーをかけていかないと」と大関取りを公言した真意をそう語る。今場所後に大願成就できなくても、せめて次につながる成績は残したいところだ。

大鵬、貴花田、そして御嶽海と続くか!?

 1年納めの九州場所を前に御嶽海には年間最多勝の期待も懸かっている。

 ここまで5場所で45勝は阿炎と並んでトップタイ。これを朝乃山が44勝で追い、さらに大関豪栄道が43勝で続いている。

 今年は休場がすでに3場所ある白鵬は37勝。トップ3に横綱、大関陣の名前はないが、年6場所制となった昭和33年以降、関脇以下の力士が年間最多勝に輝いたのは昭和35年の大鵬と、平成4年の貴花田のみ。ブレークを果たした両者はこれをきっかけに瞬く間に番付を駆け上がり、のちに時代の覇者となった。

 今年の年間最多勝も3年連続で60勝に到達することはなさそうだが、若手3人がトップを争うという状況は時代の変わり目を感じさせる。

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最終更新:11/9(土) 11:51
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