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「成金はちょっと…」良家の子息を狙って、玉の輿に乗った美女の結婚3年目の後悔

11/9(土) 5:20配信

東京カレンダー

-この結婚、本当に正解だった?-

かつては見つめ合うことに夢中であった恋人同士が結婚し、夫婦になる。

非日常であったはずのときめきは日常となり、生活の中でみるみる色褪せていってしまう…。

当連載では、結婚3年目の危機にぶち当たった夫婦が男女交互に登場する。

危機を無事に乗り越える夫婦と、終わりを迎えてしまう夫婦。その違いは一体、どこにあるのか-?

度を過ぎた、実家の過干渉–妻の言い分-

妻:土屋美咲(仮名)
年齢:28歳
職業:専業主婦(一児の母)

「私は最高の結婚をした。そう思っていました」

恵比寿にあるホテルのラウンジで彼女は呟いた。

その横顔に、ほとんど化粧っけはない。淡いピンク色の唇も、リップリームを塗っただけに見える。

柔らかいブラウンの髪からパールのピアスが時折、上品に覗いた。

天然美人。美咲を形容するには、その言葉がぴったりだ。

しかし彼女の口から、そのナチュラルな存在感とは相反した、計算高い言葉が発せられた。

「結婚はどういう相手とするかももちろん大事ですが、その後ろにある“家”が重要。たとえ本人がどんなに稼いでいたって、長い人生何が起こるかわからない。実家が太くなければ不安定です。その点で、夫・和宏は最高の結婚相手でした」

IT社長より、良家のご子息を選んだ理由

美咲の夫・和宏は、大手総合商社に勤める会社員だ。

美咲は独身時代に日系航空会社でCAをしており、いわゆるお食事会で和宏と知り合った。

「和宏は中心になって場を盛り上げるタイプではなく、周りで穏やかに笑っているタイプ。すごく気を使ってくれるしいい感じの人だな…とは思いましたが、デートに誘われても、最初は乗り気じゃなかったんです。というのも私、実はその時、別に付き合っている人がいたので…」

夫と出会った当時、24歳だった美咲は10歳年上の会社経営者と付き合っていたという。

「彼は、ITビジネスで財を成した男で羽振りが良く、都内有数の高級マンションに住み、高級外車に乗っていました。玉の輿間違いなし。実際、“結婚してほしい”とも言われていた。

当時の同期たちからも、絶対に結婚するべき!なんて言われていたのですが、踏み切れなかった理由があって。一つは、彼のガツガツとした野心的な性格がちょっと合わないと感じていたこと。もう一つは…失礼を承知で言いますが、どうやら彼、家庭環境が複雑らしくて。田舎で一人暮らしをしている母に仕送りをしているという話を聞いて、ちょっと、結婚相手としては適切じゃないな、と思ってしまったんですよね」

そんな時に食事会で和宏と出会い、美咲はテンションこそ低かったものの、デートの誘いに応じたのだという。

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最終更新:11/9(土) 5:20
東京カレンダー

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