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朝の目覚めをよくする方法とその根本となる原因を解説

2019/11/10(日) 12:21配信

エスクァイア

 朝起きるのに苦労している人は、意外に多いことでしょう…(そう「意外」なことでもないかと思いますが、皆さんに遠慮して…この形容動詞を加えさせていただきます)。特に日が短くなる秋から冬へと深まるころ、起床時間となっても外がまだ薄暗かったりするならば…より一層、朝が辛くなるものです。これは日光不足によって、脳がメラトニンと呼ばれるホルモンをいつも以上に生成し、眠気を襲うようになるからです。

《ギャラリー》朝型人間になるコツ ー 専門家によるアドバイスとともに

 ちなみにメラトニンは、脳内にある小さな内分泌器である「松果体」から分泌されるホルモン。下等動物からヒトまで、季節のリズムや概日リズム(サーカディアンリズム≒体内時計)の調節作用を持つもので、明るい光によってメラトニンの分泌は抑制されます。なので、日中にはメラトニン分泌は低く、夜間にはその分泌量が十数倍に増加するということ。

 では、どうしたらこの季節、楽に起きられるようになるのでしょうか? その解決策を、睡眠の専門家ニール・スタンリー博士とイシャード・イブラヒム博士に聞いてみました。

1. 電気をつける

 「人間の体内時計は明るさと暗さに直結しているので、朝起きたらまず明るい光(日光が理想的)を浴びることで目を覚まし、1日を気持ちよくスタートさせることができます」と、スタンリー博士。またイブラヒム博士も、「明るい光はメラトニンの生成を抑え、覚醒段階を活性化させます」と話しています。

 しかし冬になると、この方法は難しくなります。「朝まだ外が暗い場合は、朝の習慣(朝食を食べたりシャワーを浴びるなど)を利用して、“起きて1日を始めるぞ”というシグナルを体におくってあげましょう」と、スタンリー博士はおすすめしています。

 また、目覚ましライトを使ってみるのはいかがでしょう。眠りの最終段階…目覚める直前で、この優しい日の光に似たライトを浴びることでスッキリとした起床が期待できます。

 サリー大学の概日リズムの専門家であるヴィクトリア・レヴェル博士によると、「光療法は暗い冬の間に体内時計を整え、気分を高めるに有効」だとも言っています。

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最終更新:2019/11/10(日) 12:21
エスクァイア

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