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マツダ/マツダ3 セダン|社名を冠した新生「アクセラ」。成熟した日本のセダン、ここにあり【石川真禧照の名車を利く】

11/10(日) 6:05配信

サライ.jp

4ドアセダンのよさとは、まず、安全性である。後部の荷室(トランクルーム)部分が独立した箱になっているので、追突されたときクッションになり、衝撃の吸収性能が高い。

ヘッドレストと背もたれが一体となった座席。左右の脇腹もしっかりと支える。座席の表皮は、黒色の本革、布のほかに白色の本革も選べる。

後席の着座位置はやや高め。身長170cm以上だと天井が近く感じられるかもしれない。床中央の凸部が大きいため、左右2名乗車が快適。

運転席。前輪を避けるためペダルがやや左寄りにある車も多いが、マツダ3は前輪を前に移動し、足を自然に伸ばした位置にアクセルを配置。

そして、収納性能。マツダ3は、荷室の奥行き、左右幅、高さともに充分に確保されていて、ゴルフバッグを例にとるなら、3~4個を収納可能である。後席側に荷崩れする心配もないし、むしろ5ドア車よりも広く使えると感じる。最近のほとんどのセダンと同様に、後席の背もたれ部分を前に倒すことができ、後席・荷室をつなげて長尺物を積むことも可能だ。

荷室と乗員室の分割は、快適性にもつながる。荷物の臭いが室内に侵入しにくいし、発車前に荷物の出し入れをする場合でも、室内は静かに保たれ、快適である。

安全性能もトップレベルだ。前方の車・歩行者・自転車や左右・後方に接近する車を検知し衝突を防ぐ。対向車が近づくとヘッドライトの照射範囲を自動調整する。ペダルの踏み間違いによる急発進などのうっかり事故も防いでくれる。

4ドアセダンは今も昔も“車の基本形”である。その最進化形、マツダ3の完成度は高い。


エンジンは1.8Lディーゼルと2Lガソリンの2種類。ディーゼルのように圧縮着火させる新開発のガソリンエンジンも近日発売。

【マツダ/マツダ3 セダン 20S Lパッケージ】
全長× 全幅× 全高:4660×1795×1445mm
ホイールベース:2725mm
車両重量:1350kg
エンジン:直列4気筒DOHC/2.0L
最高出力:156PS/6000rpm
最大トルク:20.3kg-m/4000rpm
駆動方式:前輪駆動
燃料消費率:15.8km/L(WLTCモード 市街地12.9km/L)
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン 51L
ミッション形式:6速自動変速機
サスペンション:前/ストラット式 後/トーションビーム式
ブレーキ形式:前:ベンチレーテッドディスク 後:ディスク
乗車定員:5名
車両価格:269万8055円(消費税込み)
問い合わせ:コールセンター 0120・386・919

文/石川真禧照(自動車生活探険家)
撮影/佐藤靖彦

※この記事は『サライ』本誌2019年12月号より転載しました。

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最終更新:11/10(日) 6:44
サライ.jp

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