ここから本文です

Travis Japanは世界から認められるグループに? オースティン・マホーンとのコラボを見て

11/10(日) 7:03配信

リアルサウンド

 ジャニーズJr.の人気グループTravis Japanが、オースティン・マホーンとのコラボが実現した『AUSTIN MAHONE Japan Tour 2019』の舞台裏と本番の、2本の動画をYouTubeにアップした。

【写真】小手伸也とフォーメーションダンスを踊るTravis Japan

 「ジャニーズJr.は対応力がすごい」とはよく耳にしてきた言葉。より上質なステージを目指して、本番直前に演出が変わることも多々あると聞いていた。そのスピード感は、公開初日の午前中に行なわれるゲネプロで追加された新たな演出を、その日の夕方までに仕上げて本番を迎える、というほど。

 だが、伝説的に話を聞くのと、こうして実際のVTRとなって目の当たりにするとでは、やはり印象が大きく違う。そこに流れる空気感、彼らが感じるプレッシャーがひしひしと伝わってくる。まさに『【AUSTIN MAHONE】Japan Tour 2019の裏側公開!』の動画では、筋書きなしの舞台裏が映し出されている。

 本番の前日になって、披露する楽曲が急きょ2曲から3曲へと追加の指示が入る。出番が増えることは喜ばしいことだが、それに伴って、新たな振付師からレクチャーを受けることに。もちろん、オースティン・マホーンにつく振付師のコミュニケーション言語は英語だ。「英語のわからない、俺らが悪い」。大切な指示をされているのは伝わるが、細かなところまで言葉で理解できない自分たちを、そんなふうに反省するシーンに、彼らの人の良さが伺える。「わからない」を素直に認めるのも、そして自分たちの努力不足だと顧みるのも、経験を積むほどに人はなかなかできなくなるものだ。

 Travis Japanは、これまで数多くのジャニーズ舞台を経験し、ダンススキルの面では随一とも言われているグループ。だが、決しておごれず、わかったふりをせず、常に上を目指してきた。そんな真っ直ぐさが、彼らの魅力であり、同時に強みでもある。

 Travis Japanのグループ名は、かつてマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」で振付師を務めたことで有名なトラヴィス・ペインから、直接指導を受けたところに由来している。ダンスが言語の壁を超える経験は何度もしてきた。指示された振りを丁寧に体で表現することで伝わり合うのが、Travis Japanのコミュニケーションだ。

 リハーサル風景を見て、何よりも驚かされるのはターンの速さ。キレのあるダンスとは、一つひとつの動きの切り替えが素早いことが大前提。広げた腕を戻す、体の動きに顔を持っていかれないように耐える……そんなふうに支える側の筋肉が必要となる。海外からやって来たダンサーたちのボディラインを見れば、そのフィジカル面の強さは伝わってくるが、Travis Japanもしっかりとその動きについていくのだ。

 さらに、川島如恵留に至っては、本番ギリギリまで別の仕事が入っていて、ぶっつけ本番となる事態も。「ノエルならできると思います」と七五三掛龍也の確信めいた言葉に、彼らが乗り越えてきた舞台の数々を彷彿とさせる。開演30分前に到着した川島自身もいい緊張感をまといつつも「何も変更がないといいな。変更があるといろいろバタバタしちゃうから」とリラックスした表情。改めて彼らが持つスキルの高さ、育まれた絆、何よりも一人ひとりのハートの強さに敬服する。

 そして迎えた本番。円陣を組むと宮近海斗が「今日も1番楽しんだ人が勝ちということでどうでしょうか?」とメンバーに声をかける。「おお!」「勝ちにいきましょー!」と笑顔で答える6人。こんなふうに、どんなに厳しい状況も、手を合わせて挑んできたのだろう。

 舞台裏では松田元太が「マイファーザー!」とオースティン・マホーンに肩を組む。そんなフワフワとした雰囲気の彼らだが、ステージに上がるとその表情は一変。ぜひ、その気迫に満ちたパフォーマンスを『「VOLCANO」(AUSTIN MAHONE Japan Tour 2019@横浜アリーナ)』の動画で確認してほしい。

 ジャニーズJr.のトップを駆け抜けるTravis Japanの底力、ここにありという仕上がり。松田の「ファーザー」発言を受けて、オースティン・マホーンからも「ファミリーのようだ」と信頼されるステージを披露した彼ら。Travis Japanが見据えるのは、ワールドツアーだ。世界から認められるグループに。彼らの言霊が叶う日が、いつか必ずくることを信じて待ちたい。

佐藤結衣

最終更新:11/10(日) 7:03
リアルサウンド

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事