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節約して「金持ちになる人」と「貧乏になる人」の決定的な違い

11/10(日) 10:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

お金の使い方を考えるときに大事なのは「節約」ですが、実は節約には2種類あります。正しい節約、悪い節約の違いはどこにあるのでしょうか。※本記事は、青山学院大学大学院教授の榊原正幸先生が、人生100年時代の資産形成に役立つ、堅実で科学的な株式投資術をわかりやすく解説します。

「正しい節約」「悪い節約」の違いとは?

お金の使い方とセットで考えるべきもう一方の課題は「節約」の仕方です。「節約」ということについて、簡潔な結論を先に書きます。それは、「不必要なものには一切お金をかけない」。それに尽きます。

年齢がいくつであろうが、経済的に恵まれていようが関係ありません。自分がいくつであっても、「不必要なものには一切お金をかけない」ということを常に意識しておくことが大事です。また、いくらお金持ちになっても、「不必要なものには一切お金をかけない」ということを忘れてしまっては、いつか財産をなくします。

なお、世間でよくいわれる「節約術」というのは、私はあまりおすすめしません。「節約が趣味だ」と言い切れる人ならば問題ないのですが、そうではないのが普通です。であれば、いわゆる「節約」(たとえば電気代を節約するとか、食費を節約するとか)は、あまり意識しないほうがいいように思います。自分の心が貧しくなることのほうが、損害が大きいからです。

不本意な「節約」をすることで「貧乏マインド」を培ってしまうのが、最も大きな損失です。「貧乏マインド」とは、「自分は貧乏なんだ」という自己暗示です。これをやってしまうと、本当に「貧乏」になってしまうのです。「節約」した結果が「貧乏」という矛盾を生んでしまうのです。やめたほうがいいと私は考えます。

前述したように、「不必要なものには一切お金をかけない」ということは大切です。そして、この命題が真であれば、論理的には「お金をかけるべきものは、必要なものに限るべし」ということもまた真理です。

しかし、「節約」というと、時として必要なものまで削ってしまう場合があります。それこそが「貧乏マインド」の始まりです。「必要なものまで削ってしまうような節約」こそ、すべきではない「節約」です。

「節約」には2種類あって、「不必要なものにお金をかけない節約」と「必要なものまで削ってしまう節約」です。前者は正しい節約で、後者がおすすめできない悪い節約です。

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最終更新:11/10(日) 10:00
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