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<いだてん>タクシー運転手を演じた角田晃広が再び出演!「こんなにがっつりと戻れるとは思ってもいませんでした」

11/10(日) 20:45配信

ザテレビジョン

中村勘九郎と阿部サダヲがダブル主演を務める大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。同作は、宮藤官九郎が脚本を手掛けた日本のスポーツの歴史物語。日本で初めてのオリンピックに参加した金栗四三(勘九郎)と日本にオリンピックを招致した田畑政治(阿部)が奮闘する姿を描く。

【写真を見る】角田晃広が印象的だったというビートたけし&小泉今日子との共演シーン

本作のナビゲーターを務めているのは、四三と同じ時代の東京を生きた落語家・古今亭志ん生(ビートたけし)。第1回(1月6日放送)で志ん生とその娘・美津子(小泉今日子)を乗せたタクシー運転手を演じたのが角田晃広だ。

その角田演じるタクシー運転手が、ドライバーとしての腕を見込まれて1964年東京五輪の「聖火リレー踏査隊」に参加した人物・森西栄一として劇中に再登場。オリンピックの魅力にとりつかれた森西は、田畑に直訴して組織委員会の式典課に入り、大会準備に奔走する。

そんな森西を演じる角田に、再登場を聞いた時の感想や撮影中のエピソードなどを聞いた。

■ 「自分の中では終わっていたんです」

――初回からタクシードライバー役としてご出演されていましたが、どの段階で森西栄一という役を演じると知ったのでしょうか?

最初に1話と6話(2月10日放送)に出演させていただいたのですが、それはそれで終わりだと思っていました。ただ帰りにスタッフさんと話していて、また時代が戻ったら何かしらの出番があるかもしれませんね、という感じで。だから自分の中では終わっていたんです。

そして撮影に入る2カ月前くらいに「また出番があるから」と聞いて、タクシーの運転手役として出演できるんだなと思っていたら「組織委員会に入ります」って言われて…。「は!? どういうこと? 別の役で出るの?」ってなりました、事務所もはっきりは把握してなくて(笑)。

だからはじめは「タクシーの運転手がどうやって委員会に入るの?」という状態でした。それからきちんと森西栄一さんという調査隊のメンバーで…というお話を聞きましたね。

■ 「『何なんだこの空間は!』って感じでした」

――第1話、第6話ではビートたけしさん、小泉今日子さんとご共演されましたがいかがでしたか?

もうむちゃくちゃ緊張しましたよ!

タクシーの中での場面でしたが、タクシーってある意味個室じゃないですか。僕が運転席に乗って後部座席にたけしさんと小泉さんを乗せていて、外にカメラがいるのでもう密室で「何なんだこの空間は!」って感じでした。

そんな状況に緊張してしまって、エンストみたいなことをやっちゃったんです(笑)。撮影前に教えてもらって旧型の車を実際に運転したのですが、撮影前にエンジンをオフにして、いざ撮影が始まるという時にギアを入れたらニュートラルに入っていなくて…。入れた瞬間、前に進んじゃったんですよ! 渋滞のシーンだから目の前に車がたくさんいて、焦って「ヤバい!ヤバい!すみません!」みたいになって…。

でもたけしさんが「車ぶつけてくれたら今日の撮影は休みになったんだけどな」って言ってくださり、「別日の時には僕は居ないと思いますよ」と答えたら小泉さんも「そんなことないわよ」って言ってくださって、ぜいたくな時間だなと思いました。本当にありがたい空間でしたね。

――タクシードライバーとして登場し、再び森西役として作品に戻ってきたわけですが、共演者の方々からの反応はいかがでしたか?

別のお仕事でNHKに来た時に偶然阿部さんとお会いして、「角田さん! まだ(撮影)やってますよ!」って声をかけられたんです。

僕が「来月くらいに戻るんですよ」と伝えたら、「え!? 何の役!?」って言われました(笑)。

――第1話、第6話の撮影時と再び「いだてん―」に戻ってきてからの心境の変化はありましたか?

第1話は、本当に作品そのものの第一声のせりふを言えるということで、「『いだてん―』の最初の一言目は俺だったんだよ」っていうのは一生自慢できるなということ、さらにたけしさんと小泉さんを車に乗せることができるというのですごくテンションが上がっていたんです。

それで終わりだと思っていたのが、また戻って物語の中にしっかりと参加できるとなって、今度は「しっかりやらなきゃ」という感じになりました。

もちろん最初からしっかり取り組んでいましたが、当初はお邪魔しているという感覚が大きかったんですよね。

■ 「自分から切り開いていこうとする方なんだな」

――森西役が決まり、改めて台本を読んだ感想を教えてください。

結構出番が多いんだなと思い、びっくりしましたね。こんなにがっつりと「いだてん―」に戻れるとは思ってもいませんでした。

森西栄一さんは実在された方ですから、それはプレッシャーです。

ご家族の方がこの間撮影に遊びに来てくださって、実際に森西さんが使われていたネクタイを持ってきてくださったので、それを着用して撮影に臨みました。

その日はせりふが一言のシーンだったのですが、NGは出せないなとかそういった緊張感がありましたね。

――森西さんに関する印象的なエピソードはありますか?

タクシー運転手から組織委員会に入るには物語の上での設定だと思っていたんです。

でも調べてみて実際にそうだったということを知って、驚きました。森西さんが自ら委員会に入れてほしいと言いにいくシーンがあるのですが、史実なんですよね。

自分から切り開いていこうとする方なんだなというイメージを頭の片隅に入れて演じさせていただきました。

森西さんはギリシャのアテネからシンガポールまで2万キロメートルの距離を自動車で走破していて…。その辛さを味わってもなお、聖火リレーを成功させたいという思いを持っているのはすごいことですよね。

ただ、森西さんはその後サファリラリーにハマったそうなので、苦しいだけではなく、楽しんでもいたのかなと思います。(ザテレビジョン)

最終更新:11/10(日) 20:45
ザテレビジョン

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