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中国企業との「小説家になろう」コラボ小説大賞 異世界転生や政治、同性愛、幽霊など禁止

11/11(月) 19:32配信

KAI-YOU.net

小説掲載数69万以上、登録ユーザ数は160万人以上を擁する日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」が実施している中国のモバイルゲーム会社「JINKE」(金科文化)社とのタイアップ企画「JINKE小説大賞」が、一部で注目を集めている。

【画像】「なろう」不動の人気誇った小説が遂にアニメ化

「小説家になろう」の初となる海外企業とのタイアップコンテストで、大賞に選ばれた作品には30万円の賞金と中国での映像化が約束される、というもの。

と、ここまではごく普通のコンテストだが、注目したいのは募集要項欄にある応募条件についての記載だ。

そこには、中国での映像化という前提ならではの禁止事項(縛り)の数々が。

異世界転生、政治、同性愛も禁止

「JINKE小説大賞」の応募条件には、例えば「主人公が高校生以上であること」、「作品全体を通してリアリティの感じられるストーリーであれば、若干のファンタジー・SF等の要素を含むのは問題ない」などの条件とともに、「上映に際し禁止される可能性がある次の事項は避けるようにお願いします」という記載が。

その具体例として示されたのは以下の通り。
・政治的立場の表明
・現実的な政治を反映させたテーマ
・異世界での第二の人生など
・幽霊・社会的通念に反する恋愛(教師生徒、同性愛、兄弟姉妹の恋愛など)・猟奇的すぎる、暗すぎるテーマ・暴力的すぎるテーマ

、適切な扱いが求められる政治的な内容や同性愛のほか、近年のWeb小説発として定着した一大ジャンル「異世界転生モノ」(キャラクターが異世界に転生し、そこから始まる物語)もはっきり禁じられている。

中国の注目エンタテインメント企業・JINKE社

「JINKE小説大賞」の主催は、中国のエンタテインメント企業・JINKE社。

グループ会社が所有する「トーキング・トムとフレンズ」シリーズのモバイルゲームは、日本を含む世界で80億回以上ダウンロード。さらにアニメも世界中で放送され人気を博しており、ハリウッドでの映画化も決定しているという。

また、 2017年のカンヌ映画祭では黒澤明監督の未映像化脚本10本の映画化権を取得したことを発表、多くのメディアに取り上げられて話題になったことも。

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最終更新:11/11(月) 19:32
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