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ジェネレーションZが変える旅行の形 年長世代に与える影響は?

11/11(月) 8:00配信

Forbes JAPAN

ジェネレーションZ(1995~2000年以降に生まれた世代。定義は明確でなく、文献によって異なる)が今、影響力と購買力を強めている。特に影響を受けているのが旅行分野だ。ジェネレーションZは2020年までに世界の消費者で最大のグループになるとされている。この世代は既に世界人口の32%を占めていて、ミレニアル世代よりも多い。

しかし、ジェネレーションZがミレニアル世代と同じだとは考えてはいけない。ミレニアル世代はベビーブーム世代に育てられたが、ジェネレーションZを育てたのはジェネレーションXの人々だ。そのため、ミレニアル世代とジェネレーションZは求める旅行体験や、それを得るためにどこまでする用意があるかで大きく異なっている。

ジェネレーションZの台頭により、あなたの旅行体験にはどんな影響が生じるのだろう? 以下に、この世代がもたらす6つの変化を紹介する。

1. 体験

ジェネレーションZにとって、旅行で大事なのは目的地だけでなく体験だ。年長世代は、昔からあるビーチリゾートに行って、砂浜に横になりフルーツカクテルを飲みながら1週間を過ごし、帰宅していた。どこのビーチリゾートかは関係なく、ただビーチがあり、自宅ではないというだけでよかった。

ジェネレーションZにとってはそれだけでは足りない。この世代はカクテル作り教室を受講したいと思っている。ビーチリゾートでは、イベントやスパ、テニスのワークショップ、音楽の生演奏などを求めている。また、リゾート施設を出て周辺をくまなく探索したいと思っている。

ジェネレーションZの影響力により、上の世代が考えたこともなかったような旅行の選択肢と新たな旅の方法がもたらされるかもしれない。

2. 持続可能性

ジェネレーションZが環境を大事にしているのは自然なことだ。この世代は生まれてからずっと、地球温暖化や環境保全についての情報を与えられてきた。そのため、ジェネレーションZは、自分たちが持つ持続可能性への関心を旅の習慣に反映させる。この世代は環境に優しい旅や、ホテルによる持続可能性向上の取り組み、旅先の地域のためになることについて、関心を寄せている。

これにより、以前の世代が好んでいたアメニティーが消える可能性がある。例えばホテルは、バスルームのぜいたくなアメニティーを毎日交換することをやめ、複数の宿泊を通して持つような据え付けの大型製品に切り替えるだろう。

また、客室にペットボトルの水がなくなったり、部屋でしばらく動きが検知されないと自動で消灯する照明が付けられたりといった変化も起きるかもしれない。

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最終更新:11/11(月) 8:00
Forbes JAPAN

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