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「瞳に映った景色」からアイドルの自宅を特定した男「驚愕の手口」

11/11(月) 8:01配信

現代ビジネス

 急速に進む携帯カメラの高解像度化。そのおかげで写真を撮影した本人が意図しない情報までもがそこに入り込むようになった。あっという間にあなたのすべてが晒される、そんな時代がやってきた。

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熱狂的なファンの犯罪

 今年9月1日の夜11時のこと。アイドル・松岡笑南さん(21歳)が、東京・江戸川区にある自宅マンションの玄関の自動ドアをくぐろうとした瞬間のことだった。

 突然、松岡さんの目の前が真っ暗になり、ものすごい勢いで後ろに引き倒された。背後から男に掴みかかられたのだ。タオルで塞がれた口の端からなんとか『助けて! 』と松岡さんが悲鳴をあげると、男は一目散に走り去っていった。

 被害にあった松岡さんはアイドルグループ「天使突抜ニ読ミ」に所属している。今年4月にデビューしたばかりの6人組アイドルユニットで、自作のポエムを朗読するなど一風変わった活動がマニアの間で注目を集めている。小規模なライブを中心に活動する、いわゆる「地下アイドル」だ。

 松岡さんを襲った犯人が捕まったのは、事件から16日後のこと。逮捕されたのはさいたま市北区の無職、佐藤響被告(26歳・以下呼称略)だ。佐藤は松岡さんが以前、別のアイドルグループにいた頃からの熱狂的なファンで、松岡さんのライブがあれば一番乗りで会場に入り、常に最前列を確保するほどだったという。

 中学校時代の佐藤の同級生がその人柄を語る。

 「中学生の頃からアイドル好きとして有名で、当時は中川翔子さんのファンだと公言していました。母親と一緒にライブに行ったと聞いたこともあります。母親想いのいい奴という印象があります」

 アイドルの松岡さんはもちろん自宅の住所など明かしていない。にもかかわらず、なぜ居場所がファンである佐藤に特定されてしまったのか。その供述は、捜査員を驚かせるものだった。佐藤は、松岡さんの顔写真の瞳に映った風景から、その自宅の住所を割り出したというのだ。

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最終更新:11/11(月) 8:01
現代ビジネス

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