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“ペヤング家電”が大人気! 謎すぎる家電企業「ライソン」の正体

11/11(月) 9:01配信

現代ビジネス

看板商品は「焼きペヤングメーカー」

 ライソンというメーカーをご存じだろうか。2018年11月にクラウドファンディングサービス「Readyfor」で世界初の焼きそば専用ホットプレート「焼きペヤングメーカー」で支援者を募集し、目標500万円の支援金(支援総額517万8680円)を集めて発売したメーカーだ。

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 カップ焼きそばというと「ペヤング」というほど関東圏では浸透しているとはいえ、ペヤングソース焼きそば専用という思い切ったコンセプトでメディアにも多く取り上げられた。

 大阪に本社を置くライソンは2018年8月に誕生したばかり。だが、発足以降、矢継ぎ早に製品を市場投入している。電動ドライバーからワイヤレスイヤホン、床拭きロボット、ハンドブレンダー、体組成計などカテゴリーは多岐にわたる。

 なぜ発足したばかりで数々の製品を世に送り出せるのか。実はこのライソン、アミューズメント施設向けの雑貨や玩具などの企画・製作・販売のほか、オンラインクレーン店舗の運営などを行うピーナッツクラブの家電事業を分割し、事業承継することで生まれたのだ。

 ピーナッツクラブといってもピンとこない人は多いかもしれない。しかし実はテーブル上で楽しめる卓上流しそうめん器やポップコーンメーカー、たこ焼き器、電気チーズフォンデュ鍋など、バラエティに富んだポップな調理家電を数多く展開する、知る人ぞ知る“バラエティ家電”メーカーだったのだ。

 ピーナッツクラブは「D-STYLIST」というブランドでさまざまな製品をラインアップしていたが、イデアインターナショナルの「BRUNO(ブルーノ)」ブランドや、ウィナーズの「レコルト」ブランドなど若い女性がメインターゲットの調理家電ブランドに比べてポップな感じがあった。悪く言うとおもちゃっぽくてチープだが、祭りの露店を思わせるようなワクワク感がある。そんなシリーズだった。

 焼きペヤングメーカーの「ペヤングソース焼きそば専用」というコンセプトには筆者も度肝を抜かれたが、ライソンの出身母体であるピーナッツクラブがアミューズメント施設向け雑貨や玩具を作っていたと考えると、その遊び心に合点がいく印象だ。

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最終更新:11/11(月) 9:01
現代ビジネス

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