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井上尚弥、ドネア戦は“キンシャサの奇跡”に並ぶ 英誌が名勝負認定「我々は…」

2019/11/11(月) 11:03配信

THE ANSWER

ドネアとの死闘を「ドラマ・イン・サイタマ」として英紙特集

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム決勝は7日、WBA・IBF王者の井上尚弥(大橋)がWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ち。WBSS制覇を見事に果たした。英メディアでは伝説の名勝負について「ドラマ・イン・サイタマ」という異名を紹介している。

【画像】試合が終わればリスペクトするボクサー同士 右目が痛々しい井上が控え室でドネアと撮影した“舞台裏2ショット”の写真

「ナオヤ・イノウエ対ノニト・ドネア戦はクラシック。ドラマ・イン・サイタマの異名を冠せられる」と特集したのは、英ボクシング専門メディア「ワールド・ボクシング・ニュース」だった。

 戦前の井上の圧勝予想を覆し、流血の死闘となったWBSS頂上決戦。12ラウンドまで戦いは続いたが、36歳のレジェンドの強さにも脚光を浴びせている。

「惑星で最も恐怖のファイターとして、モンスターと称えられるイノウエだったが、9回に危機的状況に陥った。ドネアのセンセーショナルな右カウンターで、イノウエはキャリアで初めて後退したのだ」

 そして、伝説の名勝負は後世に語り継がれる異名を冠せられた。

アリが演じた伝説的な名勝負に比肩すると脚光

「我々は“ザ・ランブル・イン・ザ・ジャングル”、“スリラー・イン・マニラ”を目撃してきた。そして今、“ザ・ドラマ・イン・サイタマ”を目の当たりにしたのだ」

 WBSSのプロモーター、カレ・ザワーランド氏のコメントをこう紹介している。比較対象に挙がったのは、大会のトロフィーの名前にも冠された元ヘビー級世界王者モハメド・アリが勝利した伝説の名勝負だった。

「ザ・ランブル・イン・ザ・ジャングル」とは、1974年にザイールのキンサシャで行われたジョージ・フォアマンとのタイトルマッチ。「キンシャサの奇跡」としても知られる。「スリラー・イン・マニラ」は75年にフィリピン・マニラで行われたジョー・フレイザーとの第3戦だ。

 いずれもボクシング史に残る伝説の名勝負とされており、「ドラマ・イン・サイタマ」の激闘も伝説の域に到達していると評価されている。

 年間最優秀試合候補にも挙がるWBSS頂上決戦。モンスター伝説に新たな勲章が刻まれた。

THE ANSWER編集部

最終更新:2019/11/12(火) 17:13
THE ANSWER

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