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パ・リーグ6球団 2019年のMIPは?

11/12(火) 11:02配信

週刊ベースボールONLINE

チームで最も活躍したMVPとまではいかなくとも、印象深いプレーを数々見せ、必要不可欠な選手は誰だったのか? パ・リーグ6球団のMIPを見ていこう。

ソフトバンク・周東佑京インタビュー 異次元のスピードスター

福岡ソフトバンクホークス

 オープン戦まで3ケタ背番号だった。そこから支配下、一軍とステップアップした周東佑京は、今季のソフトバンクを象徴する選手と言っていいだろう。シーズン序盤からケガで戦力が整わないチームだったが、それでも首位をひた走った要因の一つは若手選手の台頭だ。中でも周東は足を武器に一軍入りを果たし、前半戦は内野手登録ながら故障者の穴を埋めるべく外野のスタメンとしても出場を重ね、後半戦は代走をメーンに躍動。支配下1年目から102試合に出場、チームトップの25盗塁をマークし、ポストシーズンでも相手バッテリーを警戒させて得点につなげるなど存在感が光った。12球団トップレベルの俊足は侍ジャパン・稲葉篤紀監督の目にも止まり、開催中の『WBSC プレミア12』では侍ジャパンの“ジョーカー”として世界をも驚愕させている。

北海道日本ハムファイターズ

「恐怖の二番打者」として日本ハム打線をけん引したのが、プロ11年目を迎えた大田泰示だ。132試合に出場して安打数はチームトップの161本、ホームランも自己最多の20本塁打をマークした。バントをしない二番として、前後を打つ西川遥輝、近藤健介と多くの得点チャンスを生んだ。もはや大田の代名詞にもなったガッツあふれるヘッドスライディング、外野でのアグレッシブな守備も含め、日本ハム移籍3年目でその存在は欠かせないものとなった。「泰示の力なら別に普通」と栗山英樹監督は意に介さず、さらなる潜在能力の開花に期待を寄せる。投手のMVPは有原航平だが、間違いなく打者で最も輝いたのはこの男だ。

埼玉西武ライオンズ

「シーズン70試合登板」を目指した今季、目標を軽く超える登板数をマークした。1961年の稲尾和久(西鉄)の78試合登板を更新し、パ・リーグ新記録となる81試合登板。どんな展開でもマウンドに上がり、懸命に腕を振り続けた。嬉々として回またぎのマウンドにも上がる頼もしい姿を、ファンはいつしか「平井プロ」と呼んだ。前半戦は44試合に登板し、防御率1.85。それが最終的には防御率3.50と後半戦は打ち込まれる場面も目立ったが、リーグ連覇を果たしたチームで印象的な活躍をしたのは間違いない。

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最終更新:11/12(火) 11:02
週刊ベースボールONLINE

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