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助っ人・先発投手に縁のないベイスターズ、新外国人は果たして?

11/12(火) 11:03配信

週刊ベースボールONLINE

 DeNAは新戦力として196センチの長身右腕、マイケル・ピープルズの獲得を発表した。MLBでの登板はないものの、今季はインディアンス傘下3Aで25試合に登板し10勝6敗、防御率3.98の好成績を残している。144回2/3で122三振を奪い、1試合あたりの与四球率は1.80と制球力もあり、先発ローテに入ることが期待されている。

 大洋時代も含めてベイスターズの外国人選手を振り返ると、印象に残る活躍を見せたのはスラッガーを中心とした打者ばかり。投手では、クローザーの成功者はいるものの、70年の球団史のなかで外国人で先発投手として成功した例は少ない。2017年にウィーランドが2ケタ勝利(10勝2敗)を達成したのが、球団史上初の出来事だったというから驚かされる。この年も、当初は同じタイミングで入団したクラインのほうが「阪神メッセンジャー級右腕」と注目されていたのだから、助っ人の見極めは本当に難しい(クラインは2勝止まり)。

 近年ではバリバリの現役メジャー・リーガーよりも、3Aあたりで投げ、日本でのプレーに意欲を持つ選手を獲得する傾向にあり、ピープルズは駐米国際スカウト担当のルイス・ロペス氏(現役時代は広島でプレー、12年よりDeNAのスカウト)が獲得に動いた。ロペス氏は2年連続本塁打王のソトを発掘したことで知られている。投手と野手の違いはあるにせよ、確かな眼力を持つスカウトの目に留まったのだから、右の先発ローテの軸として楽しみな存在であることに間違いはなさそうだ。

■過去5年DeNAに在籍した助っ人「先発投手」(カッコ内は通算成績)
・G.モスコーソ/14~16年 (17勝22敗、防御率4.27)
・D.ビロウ/15年     (0勝1敗、防御率33.75)
・Z.ぺトリック/16年   (3勝2敗、防御率5.51)
・P.クライン/17年    (2勝3敗、防御率4.75)
・J.ウィーランド/17~18年(14勝11敗、防御率3.80)
・E.バリオス/18~19年  (3勝7敗、防御率3.56)※DeNA在籍時のみ
・M.ピープルズ/20年~  (??????)

文=滝川和臣 写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:11/12(火) 12:19
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