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ソフトバンク・平石洋介新コーチが語った就任への強い思いとは?

11/12(火) 11:04配信

週刊ベースボールONLINE

 風とともにやってきた。11月11日、新たにソフトバンクの一軍打撃兼野手総合コーチに就任した平石洋介氏が、宮崎県宮崎市生目の杜運動公園で行われている秋季キャンプに合流した。

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「平石洋介と申します。よろしくお願いいたします」。練習を前に行われた就任会見で平石新コーチは、実に爽やかで清々しかった。表情の真意は会見の言葉に表れる。

「イーグルスを退団したことも、今回こうやってホークスにお世話になることを決めたのも、僕自身、覚悟を持って決断していますので、ご理解いただけたらなと思います」

 楽天ファンへのメッセージ、その中で『覚悟』という言葉を使った。楽天の監督退任後、即ソフトバンクのコーチという同一リーグ内での“人事異動”は異例だ。周りが憶測する以上に、本人にとってはいろいろと考えるところがあっただろう。しかし、「異例かもしれないがトライしようと思った」。さまざまな思いを胸に下した決断。そこに揺らぎがないからこそ、爽やかで清々しかった。

「コーチ、イコール教えることがすべてではない。まずは、しっかり選手を見ること。日ごろの動き、何気ないしぐさから見ていくことが大事だと思います」。そのうえで、選手と「腹を割って付き合える関係にならないといけない」。

 練習に入ると積極的に選手とコミュニケーションを取り、特打では真砂勇介に対して熱心に身振り手振りで指導する場面も見られた。“ライバル球団の前監督”は、その肩書きとは裏腹に、自然にチームに溶け込んでいた。この日、キャンプ地には強風が吹き荒れていたが、平石新コーチもリーグV奪回を目指すチームを勢いづける“強風”を巻き起こしてくれるに違いない。

文=菅原梨恵 写真=田中慎一郎

週刊ベースボール

最終更新:11/12(火) 11:27
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