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ホアキン・フェニックスの演技に注目! 11月の「誰かに教えたくなるシネマ」

11/12(火) 12:40配信

キネマ旬報WEB

毎月リリースされる未公開、単館系作品の中から、「観たら必ず誰かに教えたくなる」作品を厳選してご紹介。劇場で見逃した作品や隠れた名作が多く並ぶレンタル店だからこそ出会える良作、小規模公開でありながら傑作といった、様々な掘り出し映画との出会いを映画専門家レビューと共に提供します!

自虐の果てにある希望に満ちた自分 映画「ドント・ウォーリー」

映画「ドント・ウォーリー」のあらすじ
アルコールに頼りながら生活していたジョン・キャラハンは自動車事故に遭い胸から下が麻痺し、車いす生活を余儀なくされる。自暴自棄な毎日を過ごす中、持ち前の皮肉で辛辣なユーモアを活かして風刺漫画を描き始める。


映画「ドント・ウォーリー」映画専門家レビュー
居場所を見出せずに育った青年が事故をきっかけにして出会う人々と、許しの果てに見る本来の自分自身。故ロビン・ウィリアムズが熱望していた役を、ホアキン・フェニックスが繊細な演技で魅せる。ホアキンと婚約したルーニー・マーラが気高い天使像に扮し、痩せてイケメンになったジョナ・ヒルや、ロックバンドGossipのボーカル、ベス・ディットーら断酒会で出会う顔ぶれもさすがガス・ヴァン・サントのセンス。「遠くまでいけないから大丈夫」という自虐と希望の絶妙なバランスに拍手。

可愛いらしい世界観に再びうっとり!映画『オンネリとアンネリのふゆ』

映画『オンネリとアンネリのふゆ』あらすじ
クリスマスの近づくある日、小さな可愛いお家にふたりで暮らすオンネリとアンネリのもとに、プティッチャネンという小人の一族の家族がやって来る。悪い人間たちから逃げているという彼らを、ふたりは匿うことにするが……。

映画『オンネリとアンネリのふゆ』の映画専門家レビュー
前作同様、北欧らしいビビッドな世界観は健在、相変わらずキュートで、終始ほっこりした気持ちに。今回は小人の一族が登場し彼らを匿うのですが、ドールハウスで生活を始める小人たちの様子はまるでシルバニアファミリーやリカちゃん人形の世界。世の少女たちの夢を実現させたような演出にうっとりしました。小人を狙った泥棒が現れたりもするのですが、根っからの悪人がいないのがまた本作の良いところ。幼い頃の純粋な気持ちを思い出させてくれる、心温まる物語です。

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最終更新:11/12(火) 17:21
キネマ旬報WEB

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