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意外?薄毛対策に重要な栄養素は「鉄」と「亜鉛」

11/12(火) 12:08配信

OurAge

40~50代になると徐々に増えてくる薄毛の悩み。髪にハリ、コシがない、分け目が目立つ、髪の量が減って地肌が透けて見える…。くい止めるには、どうすればいいのだろう?総合的な育毛治療に定評のある、医師の田路めぐみさん(松倉クリニック)に話を聞いた。

田路先生によると、薄毛を改善するの5つのポイントは、食事、睡眠、運動、ストレス、女性ホルモン。中でも最も重視したいのは、髪をつくっている体の土台をつくる「食事」だそう。

「体に十分な栄養が入ってこなければ、頭皮には酸素もホルモンの指令も届きません。栄養や酸素の届いていないところに、どんなに育毛剤を入れても、根本的な解決にはならないのです」(田路先生)。

田路先生が提案する、豊かで健やかな髪を作るための食生活のポイントは、下の5つ。

1 【鉄と亜鉛】(育毛のために不可欠なミネラル)を積極的にとる。
2 【タンパク質】(髪の原材料になる)をなるべく多くとる。
3 植物や動物由来の精製されていない【油脂類】をとる。
4 【ちょい足し食材】(ごま、雑穀、ナッツ類、小魚、海藻類、かつお節など)を有効活用する。料理のトッピングなどにも。
5 【炭水化物(糖質)】は控えめに。

ここでは特に重要度の高い、1の【鉄と亜鉛】、2の【タンパク質】について、説明しよう。

1【鉄と亜鉛】
「鉄と亜鉛は、育毛を考えるうえで、絶対に不可欠なミネラルです。鉄は、髪に必要な栄養と酸素を運ぶ血液作りに必須で、代謝を促し、健康な頭皮作りに役立ちます。亜鉛は、細胞のターンオーバーを助けるミネラル。不足すると頭皮の新陳代謝が乱れてフケも出やすくなります。女性は、閉経しても慢性的な鉄不足であることが多く、亜鉛も不足しがち。鉄を多く含む食材は亜鉛を含むことが多いので、一挙両得です。赤身の肉、レバー、貝などを積極的にとって。カキは特に亜鉛が豊富です」(田路先生)

2【タンパク質】
「髪の主成分はタンパク質です。しかも、タンパク質は、毛母細胞の中で髪を生み出す酵素を作るのにも不可欠。さらに、成長ホルモンや、睡眠ホルモンであるメラトニンもアミノ酸、つまりタンパク質の元を原料として作られています。食事の際は、とにかく今より多くタンパク質をとるよう意識して。肉、魚介類、豆類、卵、乳製品などは、鉄・亜鉛のほか、ケラチンタンパクの生成を助けるビタミンB群も同時にとれるので、積極的に取り入れましょう。動物性・植物性を問わず、いろいろな食材から、まんべんなくとることがポイントです」(田路先生)

筋肉の材料になるタンパク質。40~50代の(それ以降も)女性の“筋活”のために積極的にとったほうが良いといわれているが、実は“髪”にも良いのだ。美髪を目指すなら、上の栄養素を意識して積極的にとっていきたい。

イラスト/かくたりかこ 取材/伊熊奈美

最終更新:11/12(火) 12:08
OurAge

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