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「口が臭い人は相当意識が低い」ホリエモンが本音で語る、知られざる歯周病の怖さ

11/12(火) 12:00配信

Tarzan Web

日本歯科医師会が主催する〈歯の健康シンポジウム 2019秋〉でホリエモンが吼えた!

朝晩のブラッシングだけでは不十分?

皆さんは歯のケアについてどの程度意識しているだろうか。

「朝晩ちゃんと磨くし、虫歯になれば歯医者にも行く。それで十分では?」

確かに“歯の表面”はそれでいいかもしれない。しかし“歯茎”のケアを怠ったまま年齢を重ねると、大きな問題が出てくる。それが歯周病だ。ほとんどの人は自分には無関係と考えているかもしれないが、歯周病は思った以上に身近で怖い疾患である。

10月に東京で開かれた〈歯の健康シンポジウム 2019秋〉では、口腔ケアについて一家言を持つ堀江貴文さんをゲストに迎え、ビジネスパーソンが歯周病を抱えるリスクの大きさ、そしてケアの重要性などが語られた。その模様をお伝えしよう。

50代以降は“歯周病で歯が抜ける”。

堀江さんの登壇の前に、まずは歯周病についてのレクチャーを。

シンポジウムは日本歯科医師会常務理事・小山茂幸医師による講演『ビジネスパーソンの歯科疾患』からスタートした。

「日本歯科医師会と厚生労働省では、平成元年より80歳で20本以上自分の歯を残すことを目標とした〈8020運動〉を推進しています。それは生涯自分の歯でおいしく食べられるように、健康寿命を少しでも長くできるようにとの意図があります。

当時は80歳で20本の歯が残っているのが7%程度だったところ、2017年には51.2%まで引き上げたのです」(小山さん)

その一方で、平均20本以上の歯が残るのは多くが69歳までで、70歳を越えるとガクンと減っていくのが実情だという。小山さんは「今後は70歳以上でも平均20本以上自分の歯が残るようにする必要があります」と続けた。

さらに小山さんは、歯が抜ける年齢別の要因として「若い世代では虫歯が、50代以降は歯周病が多くなります」と述べる。では、そもそも歯周病で歯が抜けるとはどのようなメカニズムによるものなのか。

歯と歯茎の間で、細菌が繁殖する。

「歯周病は歯と歯茎の間に汚れ(プラーク)が溜まり、細菌が繁殖して歯茎が腫れる歯肉炎から始まります。歯肉炎を放っておくと炎症が拡がり、歯を支える骨を溶かすことでグラグラになり抜けてしまうのです」(小山さん)

歯周病でやっかいな点のひとつは、初期段階では自覚症状がほとんどないこと。やがて歯がグラグラになるなど、症状を自覚した時点ではすでにかなり進行してしまっていて、治療が難しいケースも多いのだとか。

「だからこそ定期的な歯科検診が必要なのです。現状、日本で定期的に歯科検診に通う人の割合は2割程度ですが、もっと多くの人に受けていただきたいと思います」

そしてもうひとつ。近年では歯周病が認知症や糖尿病といった重大な疾患とも相関関係にあることがさまざまな研究から明らかになっている。つまり歯周病予防は口腔ケアに留まらず、命に関わる問題といっても決して大げさではないのだ。

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最終更新:11/12(火) 12:00
Tarzan Web

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