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本屋大賞、読むならこれ! 読書家が薦める鉄板の「10冊」

2019/11/12(火) 6:21配信

NIKKEI STYLE

■6位 ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)510ポイント

孤独な逃走に終始ハラハラ
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衆人環視の中で起きた首相暗殺事件。暗殺犯のぬれぎぬを着せられた青年が、必死に逃走する孤独な姿を描く。「先の読めない展開と魅力的なキャラクターが相まって読み応えがあった」(42歳男性)。「出だしからハラハラして最後まで読んでしまうだろうから、本嫌いの友人に薦めたい」(37歳女性)

「読むたびに伏線が明らかになり、前に気がつかなかった点が分かる」(59歳男性)。読み直したいと答えた人が多かった。

(1)新潮社(2)1034円(3)118.6万部(4)08年、大賞

■7位 君の膵臓をたべたい(住野よる)498ポイント

王道の恋愛小説 切なさに涙
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高校生の僕が病院で拾った「共病文庫」は膵臓(すいぞう)の病気で余命が短い同級生の女子がつづっていた日記帳。秘密を共有した2人を描き、「キミスイ」と呼ばれて若者の人気を集めた。「恋愛ものとは思えないタイトルに逆にひかれた」(33歳女性)

「読んでいると切なくなる」(44歳男性)。「何度読んでも泣ける」(29歳女性)という展開で、恋人や友人に薦めたいとの声が目立った。「ロマンチックだけど字を読まない人に、王道の恋愛小説で活字の威力を知ってほしい」(68歳男性)

(1)双葉社(2)734円(3)246.7万部(4)16年、2位

■8位 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(リリー・フランキー)454ポイント

何気ない日常 心揺さぶる
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イラストレーターや俳優などとして活躍する作者の自伝的小説。女手ひとつで息子を育てたオカン(母)を中心に母と子、父と子、青春の屈託を描いた。「何気ない日常の中のほのぼのとした物語」(64歳女性)ながら、「とにかく泣ける」(38歳男性)。

「母への愛情、息子としてのふがいなさが描かれ、心が揺さぶられる」(67歳女性)。「家族のあり方の勉強」(69歳女性)で家族に薦めたいほか、「両親亡き今、昔と違った感覚で読めそう」(56歳女性)

(1)扶桑社(文庫は新潮社)(2)825円(3)240万部(4)06年、大賞

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最終更新:2019/11/12(火) 6:21
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