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マツダのロータリーが復活!? その可能性は“電気”にあった!(e-TPV試乗記)

11/12(火) 20:33配信

GQ JAPAN

マツダの次世代電動モデルのプロトタイプ「e-TPV」とは? ロータリーエンジン搭載にも注目!

【写真を見る】気になる走りはいかに?

電動化を見据えたCX-30

東京モーターショー2019でお披露目されたマツダ初のBEV(バッテリーEV)モデル「MX-30」。筆者はショーの前、MX-30が搭載する電動技術を搭載したプロトタイプにひと足先に試乗した。

向かった先は、BEVのシェアが50%という環境先進国、ノルウェー。ノルウェーの場合、BEVは税金が優遇されるほか、購入時の物品税もかからないという。しかも国内には、すでに10000機の充電施設があるとのこと。となればBEVを選ばない手はないはず。

e-TPV(Technology Prove-out Vehicle)とレタリングされたマットブラックの試乗車の外見は、最新のCX-30そのもの。観音開きドアが採用されたMX-30とは異なる。

ただし、CX-30も電動化技術搭載を見据えたモデルである。マツダ3から始まった新世代シャシーは、まさにこのBEVや電動化を想定してのフロア構造なのだ。スペース効率に優れることにくわえ、トー変化を起こさない、かつ接地安定性にも優れるリアのトーションビームサスペンションの採用や、凹凸が少ないフラットなフロアパンを見れば、「なるほど、電動化を想定しているのか!!と、あらためて納得できる。

プロトタイプのCX-30には、角型セルのリチウムイオンバッテリー(電圧355V、容量35.5kWh)が16モジュール、”低く”敷き詰められている。これにより、シャシーの前後・左右横方向や捻れに対し、強固な強度と剛性を確保。安全性と操縦安定性を高め、走る歓びに貢献する。

最高出力105kW(142.8ps)、最大トルク265Nmを発揮するモーターはコンパクトで、エンジン・ルームの左寄りに収まる。対して、右側はガラ空きのすかすか状態!

この空いたスペースには、マツダファン狂喜乱舞?! と、なるであろう、ロータリーエンジンが搭載される模様。ただし、主たる動力源ではなく、発電用として使われる。

展示されていたモックアップに搭載されていたのは、まさにシングル・ローターのロータリー・エンジン(レンジエクステンダー仕様)。世界のあらゆるメーカーが真似できないと思われる、低くコンパクトなサイズが特徴。このロータリー・エンジンは、前述の通り発電のみに使われる。「わずかでもいいからロータリー・エンジンが駆動力にならないものか?」と、訊いたところ、開発責任者は、「できないことはない」と、述べる。

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最終更新:11/12(火) 20:33
GQ JAPAN

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