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手取り25万円の「丸の内OL」…安心して住める意外な街とは?

11/12(火) 12:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえるだろう。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 交通や生活の利便性などのデータから検討していく。今回は「丸の内勤務の20代独身女性」が住むのに適した街はどこかを考えていく。

丸ノ内OL…「通勤30分で住める街」は9駅

東京駅を中心に、北で大手町と隣接している丸の内は、東京を代表するオフィス街として発展。日本の金融、経済の中心地として、大手銀行や大手企業のビルが建ち並ぶ。

昭和の後期には、この界隈で働く女性を指す「丸の内OL」という言葉が生まれた。働く女性の代名詞として使われてきたが、このような女性が住みやすいのは、どのような街なのか、考えてみた。

2018年「賃金構造基本統計調査」よると、東京都にある1000人規模の企業に勤務の20代後半女性の月給は320,900円。所得税、住民税、社会保険料を引いていくと、手取り額は25.3万円ほどとなる。

家賃は手取り月収の1/3以内と推奨されることが多いので、家賃は7.5万円以内。物件は最寄り駅から10分圏内、さらに女性ということで防犯性を重視し、二階以上でオートロックの1K、1DK。通勤時間は乗換なしで30分以内。以上を条件とし、通勤利用駅から20分(最寄り駅から10分ほど歩くことを想定)圏内で、平均家賃が合致する駅を探していく。

丸の内勤務の場合、利用する駅は「東京」駅、「大手町」駅、「二重橋」駅が候補となる。「東京」ではJRのほか、東京メトロ丸ノ内線、「大手町」では東京メトロ丸ノ内線、半蔵門線、千代田線、東西線、都営地下鉄三田線、「二重橋」駅では千代田線が利用可能だ。

JR「東京」駅に乗り入れるのは、新幹線を除き、山手線、中央線、京浜東北線、上野東京ライン(宇都宮線、高崎線、常磐線)、東海道線、横須賀線、総武快速線、京葉線と8路線。これらの路線沿線で条件をクリアしたのは、山手線「西日暮里」、上野東京ライン(常磐線)「北千住」、総武快速線は「錦糸町」「新小岩」「市川」の6駅だった(図表1)。

地下鉄路線を見ていこう。条件をクリアしたのは、東京メトロ千代田線「町屋」「北千住」「綾瀬」、東京メトロ東西線「南砂町」「葛西」「浦安」(快速利用時)の6駅(図表1)。「北千住」はJR利用時で既出なので、全12駅がまずは条件をクリアした。

次に通勤の利便性として、通勤時間帯の電車本数を見ていく(図表1)。平日朝8時台の電車本数は、JRでは3~4分に1本、東京メトロでは2~3分に1本の割合で電車が来るので、どの駅でも申し分ない。

ただし、JR上野東京ラインの「北千住」駅利用で東京駅に乗換なしで行ける電車は5本のみ。また東京メトロ東西線「浦安」駅に関しては、朝8時台に快速電車の運転はなく、所要時間20分を超えてしまう。そのため以降は、JR上野東京ライン「北千住」、東京メトロ東西線「浦安」の2駅は、候補から除外して考えていく。

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最終更新:11/12(火) 12:00
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