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松本穂香、なくしたくないものは“真っすぐさ” 「こなせるようになってはいけない」

11/12(火) 8:40配信

オトナンサー

 映画「わたしは光をにぎっている」主演の松本穂香さん。同作は、20歳の宮川澪(松本さん)は両親を早くに亡くし、祖母と2人で長野県の湖畔で民宿を切り盛りしています。祖母の入院をきっかけに民宿を畳むことになり、澪は父の親友だった涼介(光石研さん)の経営する都内の銭湯に身を寄せますが、区画整理で銭湯は閉店を余儀なくされ、澪はある決断をする…若い女性が自分の力で居場所を見つけていくヒューマンドラマです。

 オトナンサー編集部では、松本さんにインタビューを実施。演じられた役との共通点や、銭湯の思い出、印象的なシーンなどについて聞きました。

全部受け入れていく感覚が面白い

Q.「こんなふうに映画で泣いたのは初めて」とプレスシートにありましたが、松本さんにとって、どんな映画になりましたか。

松本さん(以下敬称略)「このシーンはこうだとか、こういうふうにしゃべろうとか考えずに演じたいと思った映画なので、初めての感覚がたくさんあった映画になりました」

Q.具体的にどういう感覚でしょうか。

松本「湖に入るシーンがあり、ずっと湖に入って境目がなくなる感覚といいますか。あまり言葉で表現できないのですが、自分も風景の中に、湖の中に溶け込んでいく、全部受け入れていく感覚を感じてとても面白かったです」

Q.澪と共通するところ、似ているところを教えてください。

松本「いろいろなことが下手くそで、自分からあまり踏み込まないところだったり、浮気などの話題が出たときは嫌悪感を出すじゃないですか。私もそういう経験がありました。あと、自分から動くのは傷つくかもしれないリスクがあるので、自分の意思表示を言葉でせず、自分で自分を守っているところも似ているなと。今はそうではありませんが、高校時代の私はそういうところがありました」

Q.銭湯や温泉の思い出はありますか。

松本「小さい頃、温泉でメドレーみたいに熱唱していたら、おばあちゃんに見られていて本当に恥ずかしかった記憶があります(笑)」

Q.今回の挑戦はどんなことでしたか。

松本「演技をしないこと、それも難しいことで怖いことでもありました。どう映るか分からないですし、そのときの自分自身が映画に出てしまうので、試写で見るまでどう映っているか分からないというのは挑戦でした」

Q.女優としての武器は、どんなところだと認識されていますか。

松本「ちょっと変わったことが面白いと思ったりするので、少しずれた部分が武器になるのかなと思っています。これはこうだよねと決めつける見方はよくないと思っているので、いろいろな面から受け止められる人になりたいと思っています」

Q.普段、演じるときに意識されていることは。

松本「真っすぐでありたいと思っています。変わってはいけないもの、なくしてはいけないものがあると思います。少しずつ変化、成長しているとは思っていますが、変わってはいけない部分もあるので、その部分を自分で常に問いかけるようにしています」

Q.松本さんにとって、なくしてはいけないものはどんなものですか。

松本「真っすぐさや一生懸命さ、そういうものですね。表現できることが増えていく中で、こなせるようになってはいけないなと思います。そういう部分も仕事を続けていくと、身についていくものだとは思います。そこが必要な場面もあるし、使わなければいけないこともあると思いますが、こなせるようになってはいけないと、忘れてはいけないと思いながら演じています」

Q.今後、演じてみたい役は。

松本「コメディー系はやってみたいです。突き抜けたコメディーは出演したことがありません。会話劇も挑戦してみたいです」

Q.理想の女優像を教えてください。

松本「いろいろな役を幅広く演じたいと思います。幅広くいろいろな色に染まれたら楽しいんじゃないかなと思います」

 映画「わたしは光をにぎっている」は11月15日から全国公開。

オトナンサー編集部

最終更新:11/12(火) 13:38
オトナンサー

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