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【岩本輝雄】マリノスの強さはホンモノ。絶好調のチームを支えるのはボランチの…

11/12(火) 16:31配信

SOCCER DIGEST Web

守備陣の充実ぶりが好調の要因のひとつ

[J1リーグ第31節]横浜4-2札幌/11月9日/ニッパツ

 マリノス、強いね。本当に強いと思った。優勝争いもいよいよ大詰めを迎えるなか、ホームでコンサドーレに4発快勝。これで4連勝を達成し、順位も2位に浮上。今、最も勢いのあるチームと言っていいかもしれない。

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 ポステコグルー監督が就任して2年目。チームの完成度は高い。両SBが中に絞って攻撃に参加する形はひとつの特長だけど、去年はそこでSBがなかなかボールを受けられずに、ボールを収めても、効果的なアクションが少なかった。

 でも今年は、中央にポジションを取って、そこから起点となるプレーが格段に増えている。松原もティーラトンも、得点機をお膳立てするラストパスを出したかと思えば、自らシュートも打つ。ゲームメイクもこなす。マリノスの分厚い攻撃を支えているよね。

 両SBが攻撃的に振る舞う一方で、畠中とチアゴのCBコンビの安定感も見逃せない。特にチアゴは、相変わらず高いパフォーマンスを見せている。あのカバーリングの速さはJリーグでもトップクラス。畠中もスピードはあるほうだし、彼らふたりがいるおかげで、チームも全体的にラインを高く保つことができる。
 
 GKの朴も、果敢にペナルティエリアを飛び出してDF陣の背後のスペースをケア。ピンチを未然に防ぐシーンは少なくない。守備陣の充実ぶりが、好調の要因のひとつであるのは間違いない。

 ボランチでは僕と同じ左利きの扇原が長短のパスを織り交ぜた抜群の配給力でポゼッションを高めている。トップ下のマルコスは上手いだけでなく、クレバーな選手だよね。相手の陣形を見て、どこにスペースがあるかを素早く察知して、そこにスッとポジションを取る。

 フリーでスタンバイしているマルコスは、動きながらパスを受けられるから、相手にとって厄介なはず。トップスピードでボールを受けて、ダイレクトでパスを出すのか、ドリブルで崩すのか、その判断も速くて、正確だ。

 たいていの場合は、スペースで受けて、前を向いて、さあどうしようか、という感じだけど、マルコスは無駄な手間を省いて、一気に攻撃を加速させられる。あのスピード感は半端ない。ドルトムント時代の香川をイメージしてもらえれば、分かりやすいかな。

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最終更新:11/12(火) 16:31
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