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日テレ・名物プロデューサーがTwitterドラマで見る「地獄」

11/12(火) 12:01配信

現代ビジネス

地上波の視聴率男がなぜ「Twitterドラマ」⁉

 「いやぁ、作品と一緒にまさに地獄へ行きかけていますよ」

 開口一番、金髪、モヒカンヘアの男の口から出てきたのは、グチとも後悔とも取れる言葉。言葉の主は『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)のプロデューサーを務める宮下仁志。宮下はそう言いながらも、どことなく置かれた現状を楽しんでいるかにも見えたのだが……

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 先日、これまでのテレビドラマとは異なる、ある意味画期的とも言えるドラマの放送が始まった。“放送”というよりは“配信”と言ったほうが正しいかもしれないが、それは“Twitter”もの。つまりツイッター上で視聴することができるドラマだ。

 番組のOFFICIAL HOME PAGE ( https://cinderella-hell.jimdofree.com/ )を覗くと、そこには
《Twitterのタイムラインならではのリアル世界との連動や、ユーザーとの掛け合いによって、ユーザーの日常生活に入り込んだ新感覚のドラマ体験を提供するほか、本編内にジンドゥー、canvaなど、SNS画像やHP作成アプリを使ったシーンも組み込まれ、今後Twitterフォロワーに向けたイベント的な企画も用意され、新しいユーザー体験を提供することにもチャレンジしていく予定。》

 と記されている。(「シンデレラ地獄へ行く」Twitterアカウント : @aka_crawl ( https://twitter.com/aka_crawl ))

 そしてこのドラマの制作責任者が宮下本人に他ならない。

 視聴者のテレビ離れが始まって久しい。当然テレビ局は危機感を持っていて、この状況を打破しようと、奮闘しているようではあるが、どの番組においても視聴率は昔と比べものにならないほど低く、年々下降線をたどっているのは目に見えてはっきりしている。テレビ離れは今後もさらに進んでいくと見ていいだろう。各局とも新しい分野に活路を見出そうと、模索を続けているのが現状だ。

 '18年には5年連続となる「年間視聴率三冠王」、'18年度には5年連続(個人視聴率では6年連続)となる「年度視聴率三冠王」を獲得した日本テレビとて例外ではない。
同局の中でも当然ながらそういう危機感があり、テレビ放送以外の事業をしっかりと作って、進めていくべく様々な試みがなされているという。

 インターネットの世界もその一つ。一口にインターネットと言っても様々なコンテンツがある。その中でテレビと近似、あるいは融合、コラボできるものとなると、それは動画配信の分野だろう。

 「会社(日本テレビ)としても、物づくり(番組制作)とか収益の軸足を徐々に移したいと考えているようで、現場でも、ネット配信を意識してそろそろ番組を作らなければいけないのではないかという空気が流れています。もしかしたら遅いかもしれないと不安がよぎる状況になっていました」(同)

 映画『カメラを止めるな! 』は低予算のインディーズ作品ながら、SNSで面白いと評判になり異例の大ヒットにつながった。宮下作品も、映画とTwitter映画とジャンルは違うが、SNSを起点として大きな話題となるのか。

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最終更新:11/12(火) 12:01
現代ビジネス

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