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白石和彌監督と初タッグ!『ひとよ』で新境地を切り開いた鈴木亮平にインタビュー!

11/13(水) 20:03配信

集英社ハピプラニュース

子供たちを守るために愛する夫に手をかけてしまった母が、刑期を終え、事件後15年経って帰ってくる。大人になった三兄妹はどうするのか。4人は再び家族になれるのか。そんな重いテーマを扱った映画『ひとよ』が11月8日(金)に公開となった。監督は『凶悪』(’13)や『日本で一番悪い奴ら』(’16)、『孤狼の血』(’18)などで知られ、多くの俳優たちがその作品への参加を熱望するという白石和彌。佐藤健、松岡茉優、田中裕子ら豪華な顔ぶれが揃ったこの映画で、悩める長男・大樹を演じたのが鈴木亮平だ。

2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん』では圧倒的な存在感で主演の西郷隆盛を演じ切り、’20年公開予定の司馬遼太郎原作・原田眞人監督作品『燃えよ剣』では新選組局長・近藤勇役に決まっている鈴木。吃音を持ち、コミュニケーションが苦手。妻にも母の真実を話せず、内に籠る大樹の姿は、本人の明るく、堂々とした雰囲気とは大きく異なる。新境地を切り開いた鈴木に話を聞いた。

待ち焦がれた白石監督との初仕事

――白石監督とお仕事されるのは今回が初めてですよね。白石組に参加してみていかがでしたか?

撮影は淡々と進んでいって、現場はとても和やかで……なんていうか、僕が白石作品に抱いていた強烈な印象とは違う雰囲気でした。だから「今回は家族の物語だから“白石臭“を抑えているのかな」と思っていたんです。でも、出来上がったものを観てみるとすごくパワフルで、地味な話ではあるんですが、一瞬たりとも目が離せないエンターテイメントになっていた。ああそうか、監督はいつもこういう風に撮ってるんだ、と驚きました。

――鈴木さんは以前から白石監督の作品に出たいと思っていたそうですね。白石作品の魅力はどこにありますか?

ストーリーテリングのうまさ、人を引きつける話の進め方、飽きさせないためのちょっとした演出。どんな話もエンタメにするぞ!というところが面白い。役者がやりすぎる手前で抑えるバランス感覚も抜群なんです。

最初にこの人の映画好きだな、と思ったのは『日本で一番悪い奴ら』。警察の不祥事という、一見暗い実話を、ポップかつ重厚、かつエンターテインメントに仕上げているのには脱帽しました。以来、自分が白石さんとやるなら、ただのバイオレンスとかじゃなくて、人間の深いところまで撮られるようなものをやりたいな、と思っていた。今回の『ひとよ』は、まさにそういう映画でしたね。

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最終更新:11/13(水) 20:03
集英社ハピプラニュース

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