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“クラブ・ドロテ”世代のフィリップ・ラショーら、フランス実写版『シティーハンター』の裏側を語る

11/13(水) 22:44配信

リアルサウンド

 11月29日公開の映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』より、フィリップ・ラショー、エロディ・フォンタンらのコメントが公開された。

【写真】フランス版の冴羽リョウと槇村香

 本作は、1985年に『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした北条司の漫画『シティーハンター』を、『世界の果てまでヒャッハー!』のラショーが監督と主演を務めて実写化したアクション映画。フランスで公開されると、観客動員168万人を突破する大ヒットを記録。原作者である北条が「これぞシティーハンター!」と太鼓判を押す。

 ボディーガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパー「シティーハンター」こと冴羽リョウは、相棒の槇村香と日々様々な依頼を受けている。ある日、ふたりに危険な依頼が舞い込む。それは、その香を匂った者を虜にする「キューピッドの香水」の奪回。これが悪用されたら世界は大変なことに。タイムリミットは48時間。リョウと香は、時間内に香水を取り戻すことができるのか。

 本作の監督・主演を務めたラショーは、幼少期からの『シティーハンター』ファン。『シティーハンター』は90年代にフランスのテレビ番組『クラブ・ドロテ』で放送され、まさに監督はその番組を観て育った世代。そして、監督だけではなく、カオリを演じるフォンタン、本作オリジナルの濃いキャラクター男性たちを演じるタレク・ブダリとジュリアン・アルッティも、皆揃って『クラブ・ドロテ』世代かつ、『シティーハンター』ファン。彼らは監督の前作『世界の果てまでヒャッハー!』にも参加しており、中でもブダリとアルッティは、監督と5歳頃からの幼なじみで、アルッティは本作で共同脚本としても参加している。

 『シティーハンター』の映画を制作すると聞いた時の印象を、アルッティは「『世界の果てまでヒャッハー!』のプロモーション中だったけど、監督とピエール・ラショー(監督の弟)と3人でシナリオのアイデアを急いで紙に書き始めたよ」と振り返る。

 フォンタンは「私も小さい頃、男性陣と同じようにシティーハンターのファンだったから、素晴らしいアイデアだと思ったわ。でも著作権が取得できるか全く分からず、初めは夢のプロジェクトでしかなかった」と本作の制作を聞いた当時の心境を語っている。

 ラショー監督は「シティーハンターの世界にどっぷり浸るため、みんなでフランスで放送されたアニメ144話を見返し、漫画37巻を読み直した。思い出をよみがえらせるために、全てに目を通すことが重要だった」「物語に身を投じるためには仕草をまねる必要もあったし、世界観や人物像を守ることが重要だった」と、原作に忠実に制作していたことを明かした。

 8キロの筋肉をつけた監督とは真逆に、役柄のために8キロの脂肪をつけたアルッティは、「監督は大仕事をしたよ。体形的な準備に、墜落シーンの手配、演出、撮影……さらに編集も全て管理する必要があった」と製作の裏側を語った。

※冴羽リョウの「リョウ」はけものへんに「寮」

リアルサウンド編集部

最終更新:11/13(水) 22:44
リアルサウンド

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