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夫に「還暦のいい記念になるのでは」と背中を押され……三浦百恵さんのキルト本が20万部超えの大ヒット

11/13(水) 11:00配信

文春オンライン

 1970年代に女優・アイドルとして鮮烈な印象を時代に刻み、人気絶頂の80年に結婚・引退した山口(現:三浦)百恵さん。結婚後の暮らしの中で、30年以上も紡いで来た趣味のキルトを、解説を添えた美麗なカラー写真で紹介した本書が大ヒット中だ。

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「百惠さんに、師である日本のキルトの第一人者・鷲沢玲子さんが『いつか作品を本にまとめられたらいいわね』と、話していたそうです。ただ、本人はご家族への遠慮もあって具体的には考えておられなかったとか。それが夫の友和さんとの会話の中で、『還暦のいい記念になるのでは』と優しく背中を押されたそうなんです。それで鷲沢先生とご縁のある私たちに、ご連絡をいただきました」(広報担当者)

 引退直前に刊行した自伝以来、初めて名前を出す出版物。だが、センセーショナルな仕掛けはない。

「引退後の40年を、あくまでキルトづくりというフィルターを通して、百惠さんの人生観、とくに家族や周囲の人たちに向けた愛情、真摯に向き合った手づくり、丁寧な時間の使い方などを知っていただく本にする。そうすれば、キルトや手づくりに限らず、誰にでも共感していただける、とも考えたのです」(編集担当者)

 ヒットから見えてくるのは、引退後は遠くで幸せを祈り、静かに見守り続けた質の高いファンの姿。親子二世代の読者も多いそう。

2019年7月発売。初版10万部。現在4刷20万5000部

前田 久/週刊文春 2019年11月14日号

最終更新:11/13(水) 11:00
文春オンライン

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